
7月23日に68歳で亡くなった作家、東野圭吾さんのガリレオシリーズ最新作「永遠の記憶」(5日発売)が、13日に発表された17日付オリコン調べの週間BOOKランキングで、今年度&自己最高の17・8万部を売り上げ、1位となった。集計期間は今月3〜9日で、前週まで今年度最高だった村上春樹氏の「夏帆The Tale of KAHO』(7月17日付)の10・3万部を上回り、東野さんの著書でこれまで最高の週間売上を記録していた「真夏の方程式」の6・5万部を大幅に上回った。
東野さんの著書が、週間BOOKランキングで1位を獲得するのは通算17作目。同ランキングで売り上げ15万部を超えるのは、村上春樹氏の「街とその不確かな壁」が23年4月24日付で、16・3万部を記録して以来、3年4カ月ぶりとなった。
さらに、この日発表の最新オリコン週間文庫ランキングでは、東野さんの著書14作品がトップ50入り。最新作「永遠の記憶」は文庫ではないため、含まれないが、2位に「魔女と過ごした七日間」、3位に「ハクチョウとコウモリ(上)」、4位に「ハクチョウとコウモリ(下)」などが並んだ。19作品がトップ50入りした前週は、同一著者によるトップ50内ランクイン作品数の歴代最多記録を樹立。前週にこそ及ばなかったが、依然として高い人気を誇っている。
ガリレオシリーズは、主人公である天才物理学者・湯川学が常識を超えた謎に挑むミステリー。月刊小説誌「オール讀物」に掲載された短編「燃える」に初登場してから、今年で30周年を迎える。「永遠の記憶」はシリーズ11作目で、同シリーズの長編作品としては約5年ぶりの新作だった。
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