
きのう、議員辞職した福岡県議会の“ドン”蔵内勇夫前議長。きょう開かれた自民党県議団の緊急の議員総会には出席せず、「もう少し時間がほしい」とメッセージを送りました。
記者
「福岡県議会では1週間ほど前に副議長が決まりましたが、今度は議長が不在となりました」
自民党福岡県議団が、きょう開いた緊急の議員総会。冒頭で読み上げられたのは、きのう議員辞職した「県議会のドン」蔵内勇夫前議長からのメッセージでした。
自民党県議団 渡辺勝将 会長
「『今はもう少し時間がほしい。少し落ち着いてから、改めて皆さまとゆっくり話をしたい』ということであります」
きのう、40秒の取材対応で議員辞職を表明した蔵内氏。
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福岡県議会 蔵内勇夫 前議長
「福岡県議会議長、福岡県議会議員を辞職いたします」
その後、発表されたコメントには「私自身の進退を巡って、これ以上県議会の混乱が続くことは、私の本意ではありません」と記されていました。
蔵内前議長の進退をめぐっては先週、議長職の「辞職勧告決議案」が提出されました。
しかし、蔵内前議長を「師」と仰ぐ元秘書の林泰輔議員が採決を中止する動議を出し、賛成多数で採決は中止に。この強引ともいえる手法には批判が殺到しました。
福岡県議会 林泰輔 議員
「私が(蔵内氏の)元秘書ということで、いろいろな憶測や誤解を招いたことは、私も反省せねばならんところはあると思っています」
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そのまま決議案の採決が行われていれば、自民党からも賛成の声が上がり、野党と合わせれば決議案が可決された可能性も。さらに9月議会では「議員辞職を求める決議案」を提出する動きまで浮上。追い詰められた末の辞職劇でした。
総会を終えた自民党県議団の渡辺会長は…
自民党県議団 渡辺勝将 会長
「一般社会で置かれている県議会の立ち位置、自民党県議団の立ち位置というのが、非常に難しいところにもあるので、そこをどうやって信頼を回復していくのか」
新議長は来月9日に開会する9月議会で選ばれる予定ですが、福岡県議会の混乱はしばらく続きそうです。
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