
スーパーコンピューターを超える「次世代の頭脳」と言われ、世界中で開発競争が激化している「量子コンピューター」。IT大手の富士通はきょう(8日)、「ダイヤモンド」を使って、計算スピードを速めた試作機を公開しました。
「量子コンピューター」は、薬の開発や物流の最適化など、従来のスーパーコンピューターでは膨大な時間がかかる計算を短時間で処理できることから、国家の競争力を左右するものとして注目されていて、高市政権の成長戦略でも重点投資分野に位置づけられています。
こうしたなか、富士通はきょう(8日)、開発中の「ダイヤモンドスピン方式」の「量子コンピューター」を初めて公開しました。
特長は、ダイヤモンドの微細な構造を計算の最小単位として利用することです。
ダイヤモンドに当てた光で複数のチップを繋ぐことで、▼計算能力を大幅に向上できるほか、▼従来の方式に比べて冷却装置を小さくできるということです。
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富士通は「量子コンピューター」について、2030年代に本格的な実用化を目指していますが、国内では市場をけん引していたNECが実機の開発を中止して、他社との協業を模索するなど開発環境が大きく変化しています。
