宇都宮地裁=宇都宮市 栃木県上三川町の民家で住人の富山英子さん(69)が殺害された強盗殺人事件で、知人を実行役として紹介したとして、職業安定法違反(有害業務紹介)の罪に問われた男子高校生(18)の初公判が15日、宇都宮地裁(高島由美子裁判長)であった。高校生は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
検察側は「重大犯罪が起こる可能性を認識し得た」と指摘し、拘禁刑1年6月を求刑。弁護側は執行猶予を求めて即日結審した。判決は11月19日。
被告人質問で高校生は、実行役として逮捕された相模原市の少年(16)が「SNSで1000万円が手に入る仕事を紹介していた」と述べ、内容は「取られた金塊を取り返す仕事だった」と説明。金に困っていた知人の川崎市の少年(16)に教えたところ、興味を示したことから少年同士を仲介したと話した。
起訴状によると、高校生は強盗殺人事件前日の5月13日、相模原市の少年に対し、強盗の実行役と知りながら川崎市の少年を紹介したとされる。