調剤薬局元社長の審理差し戻し=札幌の病院巡る入札妨害―最高裁

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2026年09月28日 12:01  時事通信社

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時事通信社

 総合病院「KKR札幌医療センター」が発注した薬局の整備事業を巡り、公契約関係競売入札妨害罪に問われた調剤薬局大手「アインファーマシーズ」(札幌市)の元社長酒井雅人(57)、元取締役新山典義(58)両被告の上告審判決が28日、最高裁第2小法廷であった。岡村和美裁判長は、2人を逆転無罪とした二審札幌高裁判決を破棄し、酒井被告の審理を同高裁に差し戻した。新山被告については控訴を棄却し、一審札幌地裁の有罪判決が確定する。

 7日に開かれた弁論で検察側は、入札の該当性を限定的に解釈した二審には重大な事実誤認があると主張。弁護側は「随意契約の一種で、入札に当たらない」としていた。

 酒井被告らは2020年12月、薬局整備事業の公募で、同病院元事務部長=同罪で有罪確定=から期限後に他社の提案内容を伝えられ、自社側に有利な企画提案書を再提出したとして起訴された。

 札幌地裁は24年、両被告を懲役6月、執行猶予2年としたが、札幌高裁は25年、「競争入札の実質を備えていない」として無罪を言い渡し、検察側が上告した。 
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