2009年をおさらい! アニメ・ゲーム関連の「10大ニュース」+α

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2009年12月30日 14:10  よりミク

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よりミク

 ガンダムにヱヴァにドラクエ9に――。2009年に、より多くニュースに取り上げられたアニメやゲームの話題を、1位から10位までご紹介。惜しくも漏れてしまった+αもご用意いたしました。それではどうぞ! 1位:「機動戦士ガンダム」30周年、お台場に等身大ガンダムが立つ! アニメ放送30周年を記念して、2009年は「機動戦士ガンダム」の企画が続々登場。中でも話題を集めたのは、お台場で無料公開された「等身大ガンダム」でしょう(7月11日〜8月31日公開)。全高18mの本体は迫力満点。立像の前で愛を誓う「ガンダム婚」や、肩で記念撮影する権利が260万円超で落札されるといった、驚きの企画もありました。 2位:「クレヨンしんちゃん」作者・臼井儀人さんが死去 「クレヨンしんちゃん」の生みの親・臼井儀人さんが死去。突然の訃報に、日本中が悲しみに包まれました。9月11日朝に家を出てから行方不明になり、のちに山中で遺体発見。崖下を撮影しようと身を乗り出した際に、誤って転落した可能性が高いと報道されています。「しんちゃん」の今後について、アニメ放送中のテレビ朝日は「今後も放送を続けて行きます」と発表、「月刊まんがタウン」での連載は、遺稿を用いて3月号(2010年2月5日発売、双葉社)まで続き、その後は検討中とのこと。劇場版アニメ最新作も、2010年4月に公開予定です。 3位:すれちがいに夢中! 「ドラゴンクエストIX」が400万本超え シリーズ初のニンテンドーDS作品「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」(スクウェア・エニックス)が7月11日に発売されました。リリース延期トラブルもなんのその、約2か月で出荷本数400万本超えを達成(9月24日発売、スクエニ発表)。作品の特徴でもある、ワイヤレス通信機能を活用した「すれちがい通信」や、実際の友達と冒険できる「マルチプレイ」に夢中になる人が続出しました。ゲームクリア後も「宝の地図」や「追加クエスト」で遊べるため、今なおプレイしている人も多いようです。 4位:衝撃的な展開にファン大ショック!? 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」公開 前作から約2年の時を経て、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」がついに公開されました(6月27日公開)。本作は、絶大な人気を誇るアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を、新たな設定で「リビルド(再構築)」した新劇場版の第2弾。メガネっ子にしてスタイル抜群、強気な性格という「萌え要素」盛りだくさんの新ヒロイン・マリ(真希波・マリ・イラストリアス)が登場するなど、「新世紀」版とは似て非なる世界観が好評でした。 5位:ゲーム機にキス!? 革新的恋愛ゲーム「ラブプラス」 「両思い」後もゲームが続く、斬新なシステムが注目を集めた「ラブプラス」(9月3日発売、KONAMI)。実際の時間に待ち合わせたり、画面にキスしたり、会話したり……現実の恋愛さながらのプレイスタイルに、「リア充」を名のるゲーマーが続出したとかしないとか。また、長らく声優業を休止していた丹下桜の参加も、驚きと喜びを持って迎えられました。女性向け「ラブプラス」を希望する声もあるようですが、実現なるでしょうか。 6位:アニメ「名探偵コナン」の毛利小五郎役・神谷明さん降板騒動 アニメ版「名探偵コナン」(日本テレビ系)で毛利小五郎を長年務めていた声優・神谷明が、自身のブログで番組降板を発表したのは9月18日のこと(現在エントリーは削除)。「役を解かれた」といった書き方も相まって、さまざまな憶測を呼びました。後任は「24 -TWENTY FOUR-」ジャック・バウアー役でおなじみの小山力也。また降板騒動以外では、夢の競演が実現したテレビ特番「ルパン三世VS名探偵コナン」も話題になりました。 7位:ゆる〜い女子高生たちがキュートに活躍。「けいおん!」大人気 女子高生たちの、ゆる〜い学園生活を描いた部活漫画「けいおん!」がアニメ化(4月〜、TBS系)。ほんわかした雰囲気や、キャラクターたちの可愛らしい言動に癒やされる人が続出しました。主題歌やキャラクターCDが音楽チャート上位を賑わせたり、キャラクターが使用しているヘッドホンやギターに注文が殺到したりするなど、その経済効果は多方面に波及。原作はかきふらいによる4コマ漫画で、現在「まんがタイムきらら」(芳文社)にて連載中です。アニメ第2期やゲーム化など、今後の展開はあるのでしょうか。 8位:レッツパーリィ! アニメ化で「戦国BASARA」人気爆発 カプコンの人気アクションゲーム「戦国BASARA」が、満を持してのアニメ化(4月〜、TBS系列)。会話に英語が混ざる伊達政宗、素肌に真っ赤なジャケットという、武将らしからぬ恰好の真田幸村など、個性的かつイケメンな武将たちが、女子たちのハートを射止めました。武将にゆかりのある自治体は人気に続々便乗し、なんと伊達政宗が、宮城県知事選ポスターに起用されるというアンビリーバボーな展開も。2010年にはアニメ第2期の放送と、ゲーム「戦国BASARA3」の発売が控えています。 9位:公開前から賛否両論、実写版ドラゴンボール騒動 出演者や監督決定、衣装お披露目、予告編公開など、何かが起こるたびに議論が巻き起こっていた実写版ドラゴンボールこと「DRAGONBALL EVOLUTION」が、3月13日に公開されました。「実写化できるのか!?」と、撮影前から不安視する声が上がったり、完成後も原作者の鳥山明が「別次元の『新ドラゴンボール』として鑑賞するのが正解かもしれません。」とコメントしたりするなど、公開前から大盛り上がり。あなたは、どんな感想を持ちましたか? 10位:新型PS3、PSP go、DSi LLなど、ゲーム機に新型の波 薄型軽量化を実現しながらも、機能強化が図られた新型「プレイステーション3」(8月19日発売)や、Bluetooth搭載などの機能向上が行われたものの、UMD 非搭載で賛否両論を呼んだ「PSP go」(11月1日発売)、携帯ゲーム機では異例のサイズアップに踏み切った、大画面の「ニンテンドーDSi LL」(11月21日発売)など、ゲーム機の新型や改良版が相次いで発売されました。  以上、10位までお届けいたしました。それでは、惜しくも10位から漏れてしまった話題と、集計に間に合わなかった話題をざっくりとご紹介します。 ●シリーズ初のPS3作品「ファイナルファンタジー XIII」が12月17日に発売されました。また、長年争われてきた「FF(エフエフ)」vs.「ファイファン」の略称論争に決着がついた(?)ことも話題に。勝者は「FF(エフエフ)」でした。 ●「涼宮ハルヒの憂鬱」は09年も元気でした。事前告知なく放送されたアニメ新エピソードや、同じようなストーリーが8回も続いた「エンドレスエイト」。初の劇場アニメ「涼宮ハルヒの消失」制作発表も注目を集めました。 ●「アニメの殿堂」こと「国立メディア芸術総合センター(仮称)」。政権交代により予算執行見直しが行われ、建設中止となりました。「無駄か有意義か」と提案当初より賛否両論で、今なお是非を問う声があるようです。 ●国を擬人化した人気漫画「ヘタリア」(1月26日〜、アニメイトTVで配信)がアニメ化。当初予定されていたCS放送は中止となり、ウェブ配信のみでの公開となりました。アニメは好調で、2010年3月から第3期突入。初の劇場アニメ化も発表されています。 ●「ポケットモンスター金・銀」10周年を記念して、リメイク版「ハートゴールド」「ソウルシルバー」が9月12日に発売されました。2010年1月29日から2月11日に、ニンテンドーWi-Fiコネクションを通じて行われる、幻のポケモン「ミュウ」のプレゼントも話題に(一部、11月に先行プレゼント実施)。 ●西尾維新の小説「化物語」がテレビアニメ化され(2009年7月〜)、その独特な世界観と、個性的かつ魅力的な登場人物が話題に。オーディオコメンタリーが評判のDVD&ブルーレイは、驚異的な売り上げを記録しました。 ●劇場版「ONE PIECE」第10弾となる「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」が、12月12日に公開され大盛況。また、原作のコミックス最新巻(第56巻、12月4日発売)は初版285万部(集英社発表)という、驚異的な数字をたたき出しました。 ●「紅白歌合戦」(12月31日、NHK総合)に、声優の水樹奈々が出演。「MUSIC JAPAN アニソンスペシャル」(8月16日、NHK総合)や、「アニソンのど自慢」(5月5日、NHK大阪)、年末年始の生番組「キングラン アニソン紅白2009」(12月31日、BS11)など、アニソンのテレビ界進出が活発な一年でした。夏には、アニメ業界初の野外ライブ「ランティス祭り」も。  他にもたくさんあると思いますが、mixiニュースでは、この10個+αが注目を集めていました。あなたの「10大ニュース」はいかがですか? 個人的には「銀魂」劇場アニメ化発表と、神谷浩史さん、福山潤さんのCDデ……げふんげふん。(水流/mixiニューススタッフ)
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