大阪邦楽器商組合のHPの「沿革・歴史」で「1984」年、「昭和59年」に「6月6日 邦楽の日制定」とあり、「「6歳の6月6日に稽古事を始めると上達する」といわれている。(中略)この故事を得て」とのこと。ここでいう邦楽で使うのはギターやベースなどではなく、琴や尺八といったもの。この日が近かったからという理由なのか、とくに説明はなかったが、2日の『徹子の部屋』は尺八奏者の藤原道山がゲスト。当然、おなじみのオープニングテーマは藤原による生演奏だった。尺八は「珍しい楽器」と紹介され、尺八がどのような楽器なのかを藤原が説明。また唐沢寿明主演のドラマ『白い巨塔』のテーマ曲としても知られる『アメイジング・グレイス』を演奏した。聞こえてくる音には広がりがあって、包み込まれているような感覚になった。藤原は姿勢が正しく、物腰のやわらかい男性のようで、その人柄が音に出ているのかもしれない。
(OCN TODAY)
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