“倹約リッチ”派が増えているらしい

4

2010年06月07日 11:31  gooランキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

gooランキング

エステ通いをやめて美容家電を購入。初期費用はちょっぴり高額だけれどエステに通うよりは割安に。他にも外食を控えるかわりにホームベーカリーで焼きたてパンを作ったり、バリスタを購入して美味しいコーヒーを自宅で堪能したり。近頃では巣ごもり消費にも変化が起きているようです。

●リッチな買い物をする背景にはこんな理由が

「一見高額、でも実は節約になる」こうした消費の動向を日経トレンディ7月号(日経BP社)では「倹約リッチ」と称して分析しています。底値、激安、タイムセールといったうたい文句に飛びつく節約生活にも疲れが見え始めた頃、節約をいかに楽しむかが一つのポイントに。たとえ最初の出費が大きくとも、長期的に見て得とわかれば財布の紐がゆるむ傾向にあるのだとか。「どれくらい使うと元がとれ、どれくらい得か」といった勝間和代氏のような計算方式を取り入れる人も少なくなさそうですね。単なる巣ごもり消費ではなく、質の良いお得な消費へとシフトしているようです。

●余計な出費はしたくないから、買い物も慎重に

gooランキング「ネットショッピングでつい釣られてしまう宣伝文句」の結果をみてみると、《激安》や《ワケあり》を抑えて1位にランク・インしたのは《送料無料》でした。次いで2位には《今だけの特別価格》が入るなど、安いという理由だけで飛びつくのではなく、削れる出費は削り、欲しいもの・良い物をお得に購入することを優先するようです。またインターネットショッピングサイトでは、売れ筋ランキングからの購買が高まっている傾向にあるのだとか。膨大な商品の中から、新しいものを失敗せずに買うことは至難の業。その点、人気の度合いが一目でわかる売れ筋ランキングに頼るのも頷けます。このほかにも品薄状態が続いた食べるラー油のように「品薄」や「テレビ番組でタレントが紹介した」「雑誌で紹介された」なども購買意欲をかき立てているようです。

長期化する節約生活から生まれた失敗を避ける消費や倹約リッチ志向は今後もしばらく続きそうですね。(幸)

みんながハマってる!話題のアノ食べ物


gooランキングのおすすめコラム
メタボなんて気にしない?「アブラー」とは
モノを買わない、嫌消費世代の特徴とは
最近よく耳にしますが…若者の〇〇離れは本当?

前日のランキングへ

ニュース設定