新生フィナンシャルが発表した「2010年サラリーマンの小遣い調査」によると、一か月の小遣いの平均は、前年を5,000円も下回る40,600円という結果に。これに比例して一回の昼食代も500円と、過去最低の金額を記録したのだそうです。こうした厳しい懐事情により、「弁当男子」がさらに増えているのだとか。そこで毎日のこととなるとちょっと大変な弁当作りを長続きさせるコツについて調べてみました。
●節約から始めた手作り弁当 同じ弁当男子たちはどうしてる?節約をきっかけに始めた弁当づくり。とはいえ、続けるうちに頭を悩ませるのが日々の献立。今では男性向けに、ボリューム満点なおかずを紹介するレシピ本が増えてきましたが、世の弁当男子たちがどんなおかずを作っているのか気になるところではないでしょうか? 「お弁当ブログポータル」では弁当男子たちのブログがずらり。見た目よりボリューム重視かと思いきや、意外と彩りや栄養バランスを考慮した見た目にも美しい画像が並びます。しかも肉や魚介、野菜などのカテゴリーに分かれているので、冷蔵庫の中身と照らし合わせることができるのも魅力的。献立に悩んだならば参考にしてみてはいかがでしょうか。
●おかずだけではない!弁当箱にもこだわりを男性用の弁当箱といえば“ドカベン”というイメージが強いものですが、近頃では随分とスタイリッシュになっているようです。マチの細い通勤バッグにもすっぽりと納まる2段式のスマートなランチボックスや、丼もの専用タイプ、シチューなどの汁ものが持ち運べるフードコンテナなどバリエーションが豊富に。また、においがつかないステンレス製のものや、余分な水分を吸収して美味しさを保つ曲げわっぱなど、昔ながらの製品も見直されている様子。いくつかタイプの違う弁当箱を揃えておくことで献立にも制限がなく便利。これも手作り弁当を続ける一つのコツのといえそうです。
デイリーポータルZ「これからの弁当男子は弁当箱から手作りだ!」では、タイトルの通り、木製食器の製作体験を通して弁当箱作りに挑戦。著者は長年に渡って弁当ブログを綴っている元祖弁当男子なんです。丹精込めて作ったお弁当ですから、弁当箱にこだわるのも当然のことかもしれません。自分で作った弁当箱ならば美味しさも倍増ですね。
贅沢ばかりもしていられないこのご時世。節約をきっかけに始めた弁当作りもその奥深さに魅了され、今となっては趣味の一つという人も少なくなさそうですね。(幸)
気になるサラリーマンの懐事情■
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