今日のタメ語 “秋山仁”

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2010年06月14日 13:31  gooランキング

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恋愛に年齢なんて関係ないと思うのですが、やっぱり注目されたのは由美かおるさん(59歳)と秋山仁さん(63歳)の「還暦愛」。ふたりとも交際については否定しているものの、ふたりが手をつないで歩いている姿を見たという目撃談がけっこうあるのだとか。由美かおるさんは、6月28日の放送を持って『水戸黄門』(TBS系)を卒業すると発表したばかり。これからは自由な時間を使い、これまでやってきた習い事を活かして海外での弾き語りなどにも挑戦したいと考えているそう。入浴シーンも封印し、これからは近くの銭湯でのんびり… と語っていたところでした。


一方の秋山仁さんは、バンダナに長髪、それにアゴヒゲを生やした風貌が印象的な数学者。その見た目の雰囲気から「レゲエ教授」と呼ばれることもある彼は、小学生から大人までを夢中にさせる、分かりやすく、楽しい講義で人気を集め、クイズ番組やバラエティ番組にもひっぱりだこ。さらには、教授として約100編を超える論文を発表し、啓発書、専門書など約90冊を執筆、ゲームソフトの監修もつとめるなど実績も豊富です。


しかし、彼はもともと、中学、高校、大学とことごとく受験に失敗し、また大学や大学院時代の成績もボロボロのいわゆる落ちこぼれだったのだとか。卒業後、活動の場をガーナに移し、教師をしようとした矢先にクーデターが起こって採用が取り消しになるなどの災難もあったようですが、内戦中のガーナで生きる市民との出会いが心を入れ替えるきっかけになったそうです。自分を「大した才能がないヤツ」と評し、あえていばらの道を選んできたという彼は、親族や友人にも頼らず、孤立無援で数学者の道を突き進んできたというから立派ですね。


そんな秋山仁さんと、由美かおるさんを結びつけたのはアコーディオン。由美さんは1年前くらいからピアノなどの習いごとの一環で、アコーディオンを始めたのだとか。秋山さんは学生時代から演奏していましたが、左手の操作が上手くいかず一度挫折。55歳からまた再開して、ミニリサイタルを開くほどの腕前になったそうです。ふたりでリサイタルに共演し、『100万本のバラ』というロシア民謡をデュエットすることもあったようで、それをきっかけに意気投合したといわれています。


ふたりはまだ交際を明言しているわけではないですが、“アラ還”まで自分の道を突き進んできたふたりが、アコーディオンをきっかけに出会うという話は、とてもロマンチックだと思います。ひょっとしたら、世のお父様方の中には、「入浴シーンを独り占めしやがって」と思う人がいるのかもしれませんが、ふたりの恋愛がどのように進展していくのか、温かく見守ってほしいところです。


外山武史


(OCN TODAY)





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