6月18日は海外移住の日
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2010年06月18日 01:22 gooランキング
1999(平成11)年に発行された『母と子でみるA7 ブラジルへ 日本人移民物語』(藤崎康夫著、草の根出版会)の「第一回ブラジル日本人移民」に「笠戸丸サントス入港の六月一八日を、(中略)日本では「海外移住の日」と制定した」とある。入港は「一九〇八(明治四一)年」。サントスといえば、サッカーの神様ことペレが所属していたクラブのあるところだ。2年前の2008(平成20)年はちょうど百周年にあたったことから、NHKのBS1でこの日を前に特番が放送されたりした。また同じ年に『目でみるブラジル日本移民の百年<ブラジル日本移民百年史・別巻>』(ブラジル日本移民史料館・ブラジル日本移民百周年記念協会百年史編纂委員会編、風響社)が発行された。同書は日本語とブラジルの公用語であるポルトガル語の両方で書かれているところが大きな特徴といえるだろう。カラー写真はないものの、タイトルが示しているように冒頭に挙げた本以上に写真が豊富で充実しており、移民の方々の遠く離れたブラジルでの暮らしぶりを垣間見ることができる貴重な一冊である。
(OCN TODAY)
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