意外と知らない冷房病のこと

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2010年08月06日 11:22  gooランキング

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梅雨明けから続く猛暑で、ついエアコンの温度も低く設定しがちではありませんか? しかし真夏ということさえ忘れてしまうほどに冷えた室内だと、気がつかぬうちに腕や足先が冷えてしまうことも。肩こりや頭痛、不眠などの様々な症状が出ているならば、それはもしかすると冷房病かもしれません。そこで今回は冷房病にならないための方法を調べてみました。

●気がつかぬうちにかかっている冷房病

gooヘルスケアによると、冷房病の原因は、エアコンによる体の冷え過ぎと、冷房の効いた室内と暑い戸外との温度差に体がついていけなくなることの2つによっておこる自律神経失調症の一種と考えられているのだそう。そもそも体温調節を司る自律神経が対応できる温度差は5℃程度で、これをオーバーすると体温調節ができず、自律神経が乱れてしまい、冷えや頭痛、肩こりやだるさ、さらには不眠などいった不調を引き起こす原因に。特にスカートなどの脚を出す格好は、床にたまった冷気の影響を受けやすく、冷房病にかかりやすいのだそう。

●体を温める方法って?

冷えた体を温めるにはどんなものが効果的なのでしょうか、対処法を探ってみました。体を温めることで知られている生姜を使った料理をはじめ、数十種類のスパイスが使われているカレーなどは代謝アップに効くのだそう。暑さからランチタイムには、喉越しの良いものを選びがちですが、体をあたためるメニューをチョイスしたいものです。また夏場は湯船に浸からず、シャワーで済ませてしまいがちですが、体を芯から温める効果のある半身浴が効果的。ぬるめの湯に一日30分ほど入れば芯から体を温め、さらには脳や筋肉をほぐす役割に加えて快眠にも効果があるのだそうで、取り入れたい習慣の一つといえそうです。他にも冷えに効くツボをドライヤーで温めるという簡単な手法の川嶋朗著「ドライヤーお灸」(青山出版社)も話題になっています。

クールビズが浸透し、空調の温度を28℃に設定している企業も増えていますが、場所によってはエアコンの風が直撃したり、冷気のたまりやすい足元から体が冷えてしまうケースもあるため、靴下をはいたりストールなどで首や腕などの露出部分をガードしたいもの。「冷えは万病のもと」と言われるように、様々な不調の原因となる場合が多いようですから、夏とはいえ冷病房対策をお忘れなく。(幸)

気になる“ほくろ”のこと


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