1969年にメジャーデビューし、日本の音楽シーンに大きな衝撃を与えたバンド「はっぴいえんど」。はっぴいえんどは、細野晴臣や大滝詠一、鈴木茂など大物ミュージシャンが所属していた事でも知られていますが、彼らに劣らぬ存在感を示していたのが、同バンドのドラマーであり作詞を担当していた松本隆です。
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松本隆は、はっぴいえんど解散後もその作詞の才能を生かして数々のアーティストに曲を提供してきましたが、中でも多くの人に愛されているのは、《赤いスイートピー》でした。この曲は、1980年代に日本を席巻したアイドル・松田聖子のシングルで、人気アーティストの松任谷由実が「呉田軽穂」名で作曲を提供した事でも有名ですね。
続いての人気は、1997年にリリースされた《硝子の少年》。こちらはアイドルグループ「KinKi Kids」のデビューシングルとしても有名ですね。1990年代後半のアイドルソングとしては詞や曲がやや古めかしい感じがするとリリース前には関係者の間で議論もあったそうですが、発売後は「懐かしい雰囲気が新鮮」と評価され、後にSMAPの『世界に一つだけの花』に記録を破られるまで、ジャニーズ事務所所属グループの中では歴代最高の売り上げを誇っていたそうです。
3位以降に名を連ねているのも、寺尾聰が人気音楽番組『ザ・ベストテン』で12週連続1位の記録を打ち立てた《ルビーの指輪》や、太田裕美の《木綿のハンカチーフ》、宮崎アニメのテーマソングとしてヒットした《風の谷のナウシカ》など、誰もが一度は聞いたことがある綺羅星のごとき名曲ばかり。音楽業界において松本隆の存在がいかに大きなものであるのかがよくわかる結果となりました。
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