「自慢じゃないが…」から始まる自慢話にはうんざりですが、あえて言うほどでもないため、これまで他人に話す機会のなかった自慢話というのは誰にでもあるものではないでしょうか。そんな「自慢にならない自慢話」のエピソードを探ってみました。
●私の「言うほどでもない自慢話」は教えて!goo「皆さんの、言うほどでもない自慢話…」は、周りがどう受け止めるかはともかく、皆さんが持っている「言うほどでもない自慢話」のエピソードを聞かせて欲しいというlocaltombiさんからの投稿。すると、多くの回答者からさまざまな自慢話が寄せられました。
・「小学生の時、数字の位で「万、億、兆、京…」が言えたことです。「割、分、厘、毛…」もです。しかしその後30年間、役に立ったことがありません」(noname#76703さん)
日常生活ではまずお目にかかる機会のない数の位。普段の生活に直接関係のない雑学は使い道がないものが多そうですが、飲みの席で話のネタに困ったときなどにはもってこいといえそうです。なお、gooランキング「初対面の異性との会話を盛り上げるためのテクニックランキング」では、11位に《雑学ネタを話す》がランク・インしています。そうした場合に備えて知識をストックしておくと、役に立つこともあるかもしれませんね。
・「毎年、カブトムシを100匹以上捕まえていますが、なんと今年は5月21日にカブトムシを5匹捕まえました。(これは新記録です。地球温暖化のせいかも知れませんね)」(sarito119さん)
子どもたちからは「名人!」と慕われそうな特技ですが、大人同士の会話で話題に上っても、周りはリアクションに困ってしまうかも……。
・「腹筋を一日3000回したこと。自慢話にもならないどうでもいいことですネ」(honn1mono1さん)
・「気配が消せる… 渓流釣りをしているので、特に進行方向に向かっての気配が消せる。実生活でスズメに片手を伸ばして届く範囲まで近づくことが出来るし人の背後を取ってもまず気づかれない」(uraryoushiさん)
いずれも、誰にでもできるわけではない特技ですが、あえて他人に話す機会はなさそうです。しかしその身体能力の高さは、きっと他の場面で役に立っていることでしょう。
他には、こんな回答が寄せられていました。
・「TBSテレビで20年ぐらい前からやっている『CBSドキュメント』を第一回目から1度も見逃さず見ている」(musasi7777さん)
・「松永久秀の末裔です。苗字が三国時代の中国の外交官の職名に由来したものらしいです。ひいじいちゃんが地元で有名な高校の初代校長、ばあちゃんがテレビ出演するほど有名な手品師でした。自分自身の自慢じゃないっすね」(tales327さん)
・「初対面で数分の会話で、その人の兄弟の有無や構成や血液型がなんとなくわかります。結構あたります」(tipsさん)
●自慢にならない自慢話を聞かされたら自分から話題を振るのは気が引けるため、あえて話さないようにしている「自慢話」ですが、他人から不意に聞かされたときはどう反応して良いか困ってしまうものではないでしょうか。そんなときに役立ちそうな会話のテクニックが「オトメスゴレン」で紹介されていました。「自慢にならない自慢話を聞かされたときのリアクション8パターン」によると、「とりあえずほめる」、「詳しく聞き出す」、「『え?もしかして自慢している?』とツッコミを入れる」などの会話テクニックが挙げられています。聞き手のリアクション次第で、微妙な自慢話もぐっと面白い話題に変わるかもしれません。
●Twitterではあのアカウントの自慢話が話題につい先日、Twitterで盛り上がったハッシュタグ「#過去の栄光を自慢しよう」。実際の会話ではなかなか言いにくい自慢話ですが、自虐ネタも飛び交うタイムライン上でなら気兼ねなく呟けるのか、多くの人が自身の過去の栄光をツイートしていました。そうした中で話題になったのが、財務省の公式アカウント「@MOF_JAPAN」の「赤字国債の発行額が0になった年がありました」というツイート。ニュースサイト「ねとらぼ」でも取り上げられ、注目を集めたようです。
さて、みなさんがこれまであえて人に話すのをさけてきた「自慢にならない自慢話」は何でしょうか?(熊)
うんざりしてしまう友達の「○○自慢」■
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