「灸をすえる」といえば、厳しく叱られるというイメージを浮かべたものですが、これはかつて自宅で灸をすえていたことが由来なんだとか。その後、鍼灸院などでの治療が浸透し、自宅での習慣はなくなりつつありました。しかし近頃では再び自宅でゆっくりとお灸をする女性が増えているのだとか。
●自宅でゆっくりお灸NHK朝の情報番組『あさイチ』でも紹介され、話題となったお灸女子。煙が出ない、熱くない、それでいておしゃれという進化形したお灸の登場で人気が急上昇。従来のもぐさの香りもフルーツやアロマの香りが登場し、女性に多い冷え性や便秘の緩和など症状別に選べるなど種類も豊富に。また身体症状だけでなく、美容にも効果が期待できるということも人気の秘訣のよう。
●昔はにんにくスライスをつかっていた!?お灸は江戸時代から本格的に流行したそうで(Wikipedia参照)、旅路での足の疲れを癒し、血圧を下げる効果もあるなど、民間療法として長く利用され続けてきたようです。せんねん灸のオフィシャルホームページによるとお灸は東洋医学のひとつで、自然治癒力を高めることに重きをおき、副作用がないのが特徴。なんとなく調子が悪いという未病にも対処できるのだとか。かつてはしょうがやにんにくスライス、味噌などの上にもぐさを置いて灸をすえていたのだそう。台座も時代と共に進化し、せんねん灸の紙パルプ台座の開発によって温熱管理が可能になり、初心者でもやけどの心配なく安心して使うことができるようになったのだそうです。
東京の銀座に店を構えるせんねん灸のショールームでは、製品紹介に加えて、お灸ルームでのお灸治療をうけることができるのだそう。またお灸教室ではツボの取り方からレクチャーしてくれる教室もあるそうです。書店でもせんねん灸お灸ルーム著『美顔・美ボディ 美容お灸』(講談社)をはじめレクチャー本が多数出版されているので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
せんねん灸お灸ルームのブログによると、自宅でゆっくりとお灸をすえる時間を設けることで、自分の体とむきあう機会になるとあります。デスクワークで凝り固まった肩や腰をほったらかしにし、後に大きな痛みとなって返ってくる前に、日ごろから自分の体をみつめる時間としてお灸にトライしてみてはいかがでしょうか。(幸)
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