仲の良かったカップルが結婚を境にいざこざが絶えない……恋愛がうまくいっていれば結婚生活も順風満帆かとおもいきや、一概にはそうとも言えない様子。恋愛と結婚って違うの? そんな疑問に迫ってみました。
●恋愛の延長線上に結婚はあるのか?発言小町「恋愛と結婚は別ですよね」では、結婚を考えていたものの家庭の問題で愛する女性を手放してしまったyoshiさんからの投稿が寄せられていました。
「恋愛と結婚は別だと言いますが、一方で障害を手を取り合って乗り越えていくのが本当の愛とも言われますよね。実際に愛し合っていながら、結婚に辿り着けなかった、ゴールを見失ってしまったカップルも多いと思います」とみんなの体験談を募っていました。
「人生のなかで恋愛はイベントです。結婚は生活です。どちらを重視するかは本人次第だと思います」(マルハナバチさん)
「恋愛は会っている時間が楽しければいいものの、結婚となるとそうはいかないもの。『別である』という意識は持った方がいいと思います」と指摘するのはももさん。
恋愛中はお互いの家族とのかかわりがなくても成立しますが、結婚はそうはいかないもの。食費や貯金などの生活費の管理やライフプランを立てるなど、生活そのものであることを踏まえ、「恋愛と同じスタンスで行くと、行き詰まりを感じると思います。こんなはずじゃなかったって。それ、自分勝手。どちらにしても軸は自分において、+『思いやり』『歩み寄り』『受容』『賢いかけひき』『コミュニケーション』、さらに結婚は『続ける意思』が不可欠」とアドバイスしています。
「結婚は生活」と心得ることが肝心との意見が多くみられました。毎日、恋人同士のようなあま〜い生活を思い浮かべていると、現実とのギャップに悩むハメになるようです。
「長所と短所の落差が激しい男は魅力的です」という葱さんからはこんな例が。
「すごい才能を持っているけれど日常生活が破たんしている」
「超かっこいいけどおそろしくナルシスト」
「破天荒でめちゃめちゃ面白いけど死ぬほど女癖が悪い」
など、ユニークな例を挙げ「エベレストの長所とマリアナ海溝の短所みたいな男は、つきあっていてなんて面白いんだろうと思う反面、結婚は無理だとしみじみ思います」と、結婚をするならばギャップが少ない、また耐えられないほどの欠点がないことが一番ではないかとアドバイスを寄せていました。
●困難を乗り越えた先に結婚が待ち構えている? 交際中に生じた困難を二人で乗り越えるからこそ結婚がうまくいく――恋愛と結婚は同じという肯定派の意見を拾ってみました。
「基本的に恋愛の延長でなければ、ちょっと障害があればすぐに破綻しますよ。客観的条件が何十年も保たれるなどということはありませんから」(江田島塀八さん)
「私は恋愛と結婚は違うとは思いません」と肯定派のひむらさん。「恋愛を二人が大事に育んで、さまざまなことを乗り越えて、やがて価値観も似てきて『この人となら人生を共に歩める』と思うからこそ結婚すると思うので」と、紆余曲折を経て結婚にたどり着くもので、恋愛用の恋人、結婚を想定した恋人などと分けるのは相手にも失礼ではないかとしています。
二度の恋愛と二度の結婚をしたかおるさんは3回目も恋愛結婚。過去二回の結婚は半年で離婚の文字が脳裏をよぎったのだとか。結婚も離婚も長い人生の通過点の一つに過ぎず、愛だけで生きていけるのは物語の主人公だけ、また結婚に適した時期があるとしています。「乗り越えられるほど成長や能力が無かったから必然的にクリアできなかったのです。例えば幼稚園児に8段の跳び箱は無理です。大人になって跳べるかといえば、そうでもない。障害や壁というものは無理に乗り越える必要はないです」
縁がない相手と仮定してみると、結婚に辿りつかないように障害や壁が用意されているのではないかとしています。また「結婚は恋愛のゴールではありません。そして、人生のゴールでもありません」と三度の恋愛結婚を経て得た格言、説得力のある言葉が寄せられていました。他にも「恋愛期間はイベントを楽しむ期間でなく、長い将来をともに過ごせるか見極める期間」という意見や、交際中に困難を乗り越えたことで結束力が強くなり、二人で生きていけることそのものに感謝できるようになったとの意見がよせられていました。
あれほど望んだ結婚。いざ新しい生活がスタートすると「おや?」と理想と現実のギャップに困惑している人も少なくないのではないでしょうか。既婚者たちの意見を参考に視点を変えて相手をみてみると、新たな発見があるかもしれませんね。(幸)
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