両親ともに花粉症の場合、子どもの花粉症は4割超

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2013年03月04日 12:40  MAMApicks

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ロート製薬は、花粉症対策への啓発を目的に0〜16歳の子どもを持つ父母を対象とした「子どもの花粉症」アンケート調査を実施した。回答数は父母2,587人及びその子ども4,371人。

その結果によると、「子どもが花粉症だと思う(※医師の診断でなく父母の実感)」は25.7%と約4人に1人の割合にのぼり、そのうち36.6%が5歳までに、また69.3%が10歳までに発症しているという実態が浮かび上がった。一方で、花粉シーズン中に行っている対策について「対策はしていない」という回答が51.0%と過半数であった。

また、両親がそれぞれ花粉症を発症しているかを質問し、その子どもが花粉症を発症しているかどうか関連性を調べた結果では、【両親ともに花粉症の場合、花粉症の子どもは43.2%】、【両親ともに花粉症ではない場合、花粉症の子どもは11.6%】と、花粉症は両親の影響を受けやすい傾向が明らかになった。

この調査結果に対して、大阪府済生会中津病院小児科で小児アレルギー専門医の末廣豊氏は、「ご両親がスギ花粉症の場合、理論的には子どもはほぼ100%スギ花粉症になります。いったん発症した花粉症が自然寛解(=かんかい ※一時的あるいは継続的に軽減した状態)する可能性は低いと考えられていますので、治療は発症予防として、乳幼児期から花粉を回避する、屋内への花粉侵入を予防することが大切です。」と見解を寄せている。

ロート製薬
http://www.rohto.co.jp/

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