“交通系ICカード”が3月23日(土)より全国共通化!もっと便利になる鉄道事情

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2013年03月22日 15:50  スタディサプリ進路

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スタディサプリ進路

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今ではすっかりと浸透している“交通系ICカード”。 リクナビ進学が2013年2月に、高校生400人に向けて行ったアンケートで、ICカードをもっていますかと聞いたところ、約52%の人が「もっている」と回答。高校生の半数が、通学などに使用しているようだ。 チャージをしておけば、改札を通るのもバスに乗るのも機械にカードをかざすだけ。定期としてだけでなく、電子マネーとして、自動販売機や売店などでの買い物もできるからとても便利。アンケートでは、ICカードを買い物に利用しますか、という質問には「利用する」と答えた人が約62%! ICカードをもっている高校生は、賢く買い物にも使っている。 そんなICカードは、全国でさまざまな鉄道会社などから発行されているが、これまではそれぞれ一定のエリア内でしか利用できなかった。しかし今年の3月23日から、全国にある10枚のカードの相互利用サービスが可能に。 このことについて、知っているかどうか高校生に聞いてみると、「知っている」と回答したのは約28%にとどまった。あまり認知されていないようなので、今回対象になるカードを紹介しよう。 ・「Kitaca」  (JR北海道) ・「PASMO」  (関東圏の私鉄など) ・「Suica」  (JR東日本の鉄道など) ・「manaca」  (東海圏の私鉄など) ・「TOICA」  (JR東海) ・「PiTaPa」  (近畿圏の私鉄など) ・「ICOCA」  (JR西日本、JR四国) ・「はやかけん」  (福岡市地下鉄など) ・「nimoca」  (西日本鉄道など) ・「SUGOCA」  (JR九州) ※()内は主な利用範囲 この中のどれか1枚をもっていれば、これらのカードが使えるすべてのエリアで鉄道やバス、電子マネーとしての支払いができる(※「PiTaPa」のみ電子マネーの相互利用対象外)。全国を1枚で歩けるようになって、さらに生活が便利になりそうだ。 このほかにも、みんなの電車ライフをより便利に、より楽しくしてくれるニュースは盛りだくさん。今春の鉄道関連のニュースから、いくつか紹介しよう。 ・〜3/30 第5回「全国高等学校鉄道模型コンテスト」参加校募集中 鉄道模型を制作する高校生の発表の場。8月に東京ビッグサイトで行われる大会の参加校は3/30まで募集している。2012年は95もの高校が参加した。 ・〜3/31 JRが春の「青春18きっぷ」を発売 お馴染み「青春18きっぷ」の春季分が発売中(発売期間〜3/31、利用期間〜4/10)。全国のJR線の普通列車が1日乗り放題になる切符で、5枚1組で購入できる。友だち同士で気軽に“青春の旅”に出るのもいいだろう。 どんどん進化していく鉄道業界。これからも新しいニュースやサービスが生まれてくるはずだ。情報をチェックして、みんなも電車を乗りこなしてみよう! 参考サイト: ・JR (http://www.jreast.co.jp/press/2012/20121213.pdf) ・JRおトクなきっぷ (http://www.jreast.co.jp/tickets/) ・産経ニュース (http://sankei.jp.msn.com/life/news/130302/trd13030214120005-n1.htm) ・朝日新聞 (http://www.asahi.com/travel/news/TKY201302160274.html) ・鉄道模型コンテスト (http://tetsudocontest.jp/)

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