赤ちゃんは紙おむつの触感の違いを区別できていることが実証される

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2013年04月16日 17:30  MAMApicks

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ユニ・チャームと長崎大学の研究成果により、「赤ちゃんは紙おむつ素材の触感の違いを区別していて、素材の気持ち良さを実感している」ことが実証できたとして、このたび学会発表を行った。

研究では、生後2〜6ヵ月の乳幼児男女を対象に、素材風合いの異なる2種類の紙おむつサンプルを選び、触刺激による脳の血流量変化を測定。その結果、素材の違いによって血流量の明らかな変化が認められ、赤ちゃんは紙おむつ素材の触感の違いを感じとっていることが判明したという。

共同研究に参加した、長崎大学大学院医歯薬学総合研究科の篠原教授は、「赤ちゃんの触覚の実態については、測定の難しさもあり、これまであまり詳しく調べた研究はありませんでした。研究の結果、赤ちゃんは、おしり周りの触感で紙おむつの素材の違いを区別し、素材の違いによって気持ち良さが異なっていることが示唆されました。」とコメントしている。

この研究で、おむつ素材の風合いを向上させることで、赤ちゃんに快適な触感を提供できることが確かめられたことにより、同社では、研究と同様の手法を用いて、素材の触感の改良を進めることが可能となったしている。

紙おむつブランド「ムーニー」を展開している同社としては、今回の研究成果によって、母親のスキンシップのような、“赤ちゃんが気持ちいい”と感じる触感にさらに近づける素材革新や商品開発に展開していくという。

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