初めての人でもよくわかる!本当に「いい幼稚園」を選ぶ方法10個

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2013年10月07日 08:01  &Mama

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初めての人でもよくわかる!本当に「いい幼稚園」を選ぶ方法10個

幼稚園って、実際に通ってみないと良さがわからないですよね。そのため、どうやって選べばいいのか迷ってしまいませんか?


昔は、近所の幼稚園を選ぶことが多かったと思いますが、今は色々な選択肢があります。多すぎて、何を基準に選べばいいのか、悩むママは多いです。


そこで今回は、さいたま市を中心にママコミュニティを運営し、幼稚園選びのコツの講座を開かれている芳川ユミさんに“いい選び方”をじっくり教えていただきました。合計で10個あるので、それぞれを幼稚園を選ぶときの参考にしてください!



■1:家庭の教育方針と似ている幼稚園を選ぶ


まず、あなたにとって譲れない教育方針は何か、方向性と一緒にパートナーと考えてみましょう。芳川さんは、「幼稚園の特色が家庭での方針と賛同できるところが多いと、“こんなはずじゃなかった”ということが少なくなるはずです」と言います。


のびのび育てたい、勉強をしっかりさせたい、早めに正しいルールをしっかり覚えさせたい、など色々あると思います。その方針と合う幼稚園にしてみるのはどうでしょうか?


もちろん「家は家、幼稚園は幼稚園」といった考え方もありますので、わざと家とは違う方針の幼稚園を選ぶのもいいと思います。



■2:子どもに合っている幼稚園を選ぶ


ママが「ここがいい!」と思った幼稚園でも、子どもの性格とは合わないこともあります。例えば、じっとしているのが苦手な子どもを椅子に座っている時間が長い幼稚園に行かせるのは、少し難しいかもしれません。


もちろん、先生が優しくフォローしてくれる幼稚園なら全く問題はないです。よって選ぶときは、子どもとの相性もよく考えてあげてください。


通わせてみて、子どもの個性を認めてもらえない、子どもの受けるストレスが大きい、などと感じたら、最終手段として“転園”もあります。一生懸命選んだ幼稚園が合わないのは悲しいですが、芳川さんは「どうしても合わない場合は無理に続けさせる必要はありません」と言います。


実際に幼稚園の転園は、引っ越し以外ではほとんどないことですが、他の道もあることを子どもにも教えてあげましょう。


ちなみに、幼稚園の方針は、大きく分けて2つあります。ひとつめは、“設定保育”と呼ばれる、明確な指導目標の下で音遊びやおえかきをさせる方針。もうひとつは、“自由保育”と呼ばれる、その名の通り自由に遊ばせる方針。


教育に力を入れている幼稚園が合うのか、自分で遊びを見つけるような幼稚園が合うのか、それぞれのメリットを見て選んでください。また、カトリックや仏教など、宗教も色々あるので、これも視野に入れましょう。



■3:ママのライフスタイルに合う幼稚園を選ぶ


子どもだけでなく、ママとの相性も大事です。とくに、これから働きたいのか、子どもを作りたいか(すでにいるか)によって、選び方が大きく変わります。


幼稚園と保育園はどこが違うのか、ご存知ですか? 幼稚園は教育を行う場ですが、保育園は親の代わりに保育をする場です。しかし、保育という概念を持つ幼稚園、教育に取り組む保育園もあります。


今は、“預かり保育”が充実している園がとても多いです。


例えば、朝は保育園に送っていき、昼は幼稚園で過ごして、また保育園に迎えに行く、という二重保育ができる幼稚園もあります。他には、同じ敷地内に保育園が一緒にある幼稚園、長期休暇中の預かり保育がある幼稚園もあります。


要するに、「仕事をしているから保育園」と考える必要はなく、幼稚園に入れて預ける選択肢もあるのです! この点も含めて、料金や時間帯を確認してみましょう。



■4:親の参加イベントが少ない幼稚園を選ぶ


また、幼稚園のイベントに親がどれくらい参加する必要があるのかも、選ぶポイントのひとつ。とくに仕事をしているママは、参加率が高い幼稚園を選ぶと大変です。


筆者の友人の子どもが通う幼稚園では、定期的に園児たちに絵本を読む“お母さん先生”と呼ばれるイベントがあるなど、かなり親の参加が求められます。


もちろん、授業参観や運動会など、たまにあるイベントであれば参加できると思います。そのため、親の参加率が高いかどうかはチェックしておいてください。



■5:バス以外でも通園できる幼稚園を選ぶ


通園手段も、とても大切なポイントです。中には、“手つなぎ保育”を推奨しており、ママと子どもが手をつないで通園する幼稚園もあります。この場合は、幼稚園バスがなかったり、自転車や車での送り迎えがNGだったり、家から近くないと通うのが難しくなってしまいます。


ただ、駐車場がしっかりあり、そこからの手つなぎでもOKの園もあるそうです。


そして、バスルートの確認も必要です。例えば、下の子がいても、自宅までバスが来てくれれば楽です。ただし、通常日は運行をしていても、夏期保育などの長期休暇や延長保育時や参観日はバスが運行されないケースもあるそうです。


あと、遅刻するときもあると思います。バス以外で通園できる幼稚園かどうかも、しっかりチェックしておきましょう。



■6:教育方針と合うお昼ご飯の幼稚園を選ぶ


幼稚園は、週に5日も通うことになります。よって、お弁当か給食かは、かなり大きなポイントとなります。完全給食、曜日により半々、選択制、お弁当のみなど色々あります。そのため、子どものお昼ご飯をどうするかで、幼稚園を選ぶのもいいと思います。


お弁当は面倒ですが、残した量で子どもの体調を確かめられるといったメリットがあります。食育のために、給食がオーガニック食材の幼稚園に行く、というのもいいでしょう。また、親がお弁当を作れないときのサポートはあるのかどうかも確認しておいてください。



■7:先生の目が行き届きやすい幼稚園を選ぶ


実際に通わせるとなると、子どもをちゃんと見てくれる幼稚園かどうかが心配になりますよね。よって、園児がどれくらいいるのかを確かめることも大事なポイントのひとつです。


例えば、学年で3クラスある大きな幼稚園、1学年1クラスの小さな幼稚園があると思います。


前者の大きな幼稚園では、なかなか先生の目が全員に行き届かないこともあるそうです。しかし、集団行動はかなり身につきそうですが、不安になるかもしれません。後者の小さな幼稚園だと、少人数なのでアットホームで、先生の目が行き届きやすくて安心です。


もちろん子どもの性格にもよるので、一概に言えません。しかし、幼稚園があまりに小さいと、「行く予定の小学校がマンモス校なのに大丈夫かな?」と悩むママもいるでしょう。これについて芳川さんは、「小学生になると比較的平気なことが多い」と言います。


実際、芳川さんのお子さんの小学校は人数が多いのですが、小さな幼稚園から入ってきた子どもたちも普通に馴染んでいるそうです。心配しないでください。



■8:入園2年前から行きたい幼稚園を選ぶ


早め早めに幼稚園は選んでおきましょう。


それは、年少の前の年、つまり入園前にプレ保育を行う幼稚園が最近増えているから。幼稚園によっては、「プレ保育に通っていないと、年少から入れない」と“プレ囲み”をするところもあります。


よって、入園の1年前に動き始めたら遅くて、行きたい幼稚園を諦めないといけないこともあるのです。幼稚園は、入園の2年前から少しずつ情報を集めておいた方がいいでしょう。



■9:課外授業や習い事がある幼稚園を選ぶ


中には、英語、体操、新体操、スイミング、ピアノなどの楽器などの課外授業や習い事をしてくれる幼稚園もあります。幼稚園が終わってから習い事に送っていくのは大変なので、幼稚園でやってくれるととても楽ですよね!


そのため、ぜひこれらの料金も調べてみてください。もちろん、英語や体操、プールなどをカリキュラムに含まれている幼稚園もあります。課外授業や習い事で幼稚園を選ぶのもひとつです



■10:制服やグッズ代が節約できる幼稚園を選ぶ


入園前は、「何を用意しないといけないのか」気になりますよね。そのため、制服があるかどうかと合計がどれぐらいになるのかで判断材料になります。


中には、ブランドの制服でかなり金額がかかってしまう幼稚園もあるのです。制服だけでなく、帽子、体操着、遊び着、カバン、上履き入れなどは、指定のものがあるかないかでも出費が大きく違います。


また、幼稚園の3年間で子どもの体格も変わるので、制服がサイズアウトしてしまうこともあるでしょう。何度も高い制服を買うのは負担になるので、ママ友に聞いて、お古をもらう機会があるのかも確認してみるといいです。


また、スモッグやその他グッズをママが手作りする幼稚園もあります。今は手作りのものを買うこともできますし、あまり困らないとは思いますが、確認しておきましょう。劇の衣装をママが作る幼稚園もあるそうなので、働くママは要注意です。



選び方を10個ご紹介しましたが、いかがでしたか?


もちろん、アレコレ考え出すと止まらないので、100%満足できる幼稚園はなかなか見つかりません。よって、ママと子どもの譲れないポイントを決めて、うまくバランスが取れる幼稚園を選ぶといいですよ!



【取材協力】


※ 芳川ユミ・・・『スマイルママコム』代表。2010年からさいたま市を中心に活動するママコミュニティを運営し、ママ、親子向け専門の講座・イベントを開催。1,500人以上のママ達と関わってきた経験をもとにママと親子に特化したビジネスサービスを展開。2013年夏に子どもの夢を応援する『Kids Dream Project』を始動。子ども達が様々な経験、体験ができるプログラムを企業とのコラボで企画している。2児の母。ポリシーは「Win-Win-Win」。



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