東京大学、博報堂と教育プログラム「ブランドデザインスタジオ」実施

東京大学教養学部と株式会社博報堂の専門組織である博報堂ブランドデザインは、教育連携事業として「ブランドデザインスタジオ」を実施している。 ブランドデザインスタジオは“early exposure(早期体験)”の一環として、大学にいながら「社会」に触れる機会を設けることを目指した特別教育プログラム。座って話を聴いたり文献を講読したりという従来の講義・ゼミのスタイルではなく、現場に出てフィールドワークを行ったり、ワークショップスタイルで動きながら考えたり、手を動かしてプロトタイピングを行ったり、舞台役者を招いて演劇的セッションを行ったり、とさまざまな手法で身体的にも使用者の創造性を誘発する新しい授業となる。 参加者には、それぞれのテーマについて、様々な側面から捉えなおし、現場を観察し、多様な情報を統合したうえで、アイデアを創出してもらう。アイデアの内容は、新たなサービスやキャンペーンから空間開発、周辺環境の開発など様々なものが想定されるが、最終的には何らかの形で一般公開をすることを予定している。2013年度冬学期の授業は、『浅草で 新しい“劇場体験”をつくる』というテーマのもと、10月17日より開講する予定だ。なお、この教育プログラムは、このたび2013年度グッドデザイン賞を受賞した。 ■ニュースリンク先 (http://www.hakuhodo.co.jp/uploads/2013/10/20131007_2.pdf)