大阪大学、「高校生には分かるまい！物理学の最前線」イベント開催

大阪大学は、同大学中之島サイエンスカフェ「高校生には分かるまい！物理学の最前線：トポロジカル絶縁体」を11月8日（金）に開催する。 これまで世の中の物質の振舞いは、電気を通すもの（金属または半導体）と通さないもの（絶縁体）の2つに分けられると考えられてきた。しかし最近、そのどちらにも属さない物質「トポロジカル絶縁体」が発見され、話題を集めている。 このトポロジカル絶縁体は、中は電気を流さない絶縁体なのに、どこを切ってもその表面が必ず電気を通す金属になるという不思議な性質をもっている。今回はトポロジカル絶縁体の研究で世界的な第一人者である安藤陽一氏を招き、この物質の謎をひもとく物理学のイベントを行う。タイトルをみて「何をっ！」と感じる高校生の参加も歓迎している。 【開催概要】 ●日時：2013年11月8日（金）18：30〜20：00（開場は18：00） ●会場：アートエリアB1（京阪電車中之島線「なにわ橋駅」地下1階コンコース） ●参加費：無料 ●事前申込：不要 ■ニュースリンク先 (http://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/seminar/2013/11/5797)