東海大学、学生が建築新人戦2013で最優秀新人賞を受賞

東海大学工学部建築学科3年次生の若月優希さんが、10月5日に大阪で開催された「建築新人戦2013」公開審査で最優秀新人賞を受賞した。 「建築新人戦」は、今後活躍が期待される新人の発掘などを目的に、大学3年次生までの学生が授業で取り組んだ設計課題作品を対象に2009年度から行われているコンテストで、今回は全国から過去最多613作品の応募があった。 受賞作品のテーマは、「木陰のさんぽみち〜街のみんなのコミュニティースクール」。3年次生の春学期の開講科目「建築設計論1」で、利用者同士が交わり、響き合い、誰からも愛されるような公共空間を作ることを目指す「これからの交響建築」という課題に取り組んだ作品となる。 樹木の枝のような架構が敷地全体を包み込み、その中を利用者が自由に歩き回るコミュニティースクールを提案し、幅広い年代の人が気軽に使うことができる、街の中心施設となるように設計されている。なお若月さんは、建築新人戦の上位5作品が日本代表として参加した10月6日開催の第2回アジア建築新人戦でもベスト11作品に選ばれた。 ■ニュースリンク先 (http://www.u-tokai.ac.jp/TKDCMS/News/Detail.aspx?code=engineering&id=6635)