「できれば子どもには、自分の介護に関わってほしくない」6割あまりが回答

2

2013年11月12日 16:30  MAMApicks

  • 限定公開( 2 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

MAMApicks

写真
ソニー生命では、全国の40歳〜69歳の男女1,000名を対象に、「親の介護と認知症に関する意識調査」を実施し、その結果を発表した。

親の介護への関与についての意向を聞いたところ、親の考えとして【できれば子どもに、自分の介護に関わってほしい】と考えている割合は76.5%。一方で、子の考えとして【できれば親の介護に関わりたいと思っている】割合は61.2%となり、意識のギャップは比較的少ないことが明らかになった。

ただし、親ではなく「自分自身」が将来介護を受ける立場となった場合については、じつに64.3%が、【できれば子どもには、自分の介護に関わってほしくない】と回答した。親子関係における介護の関与については、世代を挟んで意識差があることが浮き彫りとなった。

なお、実際に【自分の親の介護をした経験がある】割合は、40代で11.7%、50代で21.9%、60代では半数近くとなる44.6%にのぼった。

また、介護についてのコミュニケーション状況については、【将来の「介護」について、親とフランクに話すことがある】の項目に、「あてはまる」(「あてはまる」+「ややあてはまる」の合計)と回答したのは、およそ3人に1人にあたる32.3%。そして、【親がどのような「介護」を希望しているのか知っている】に「あてはまる」割合は29.4%にとどまり、7割にあたる人が介護に関する親の希望について、意思の疎通がないことがわかった。

親の介護と認知症に関する意識調査(ソニー生命)
http://www.sonylife.co.jp/company/news/25/nr_131107.html

    ランキングライフスタイル

    前日のランキングへ

    ニュース設定