「テレビドラマは脳に悪い」 認知症予防には「ラジオが効く」と専門家語る

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2014年01月26日 11:21  BOOK STAND

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高齢化の進行と共に増加しているのが、認知症に悩む高齢者。2011年の調査では、全国で200万人を超えているとの推計もあり、介護にあたる家族が転職・離職を余儀なくされるケースもあります。

認知症の何よりの予防となるのが、日々の脳の鍛錬。和歌山県立医科大学附属病院院長で脳神経の専門家である板倉徹教授は、脳にとって一番悪い習慣は、「一日中テレビをつけっぱなしにしてボーっと観続けていること」であると語ります。脳の活性化を心がけずに、毎日同じ脳の部分だけを刺激して使い続けると、次第に脳は萎縮します。ストーリーのパターンが決まっているドラマや、お笑い芸人たちの内輪ネタは、脳に新しい刺激をもたらさないと、板倉氏は語ります。

板倉氏が、認知症予防にすすめるのは「ラジオを聴くこと」。本書では、その理由をいくつか紹介しています。

【「場面想像」が脳を鍛える】
映像による情報がないラジオを聴く際、音声情報しか脳に届かないため、脳は得られない情報を補おうと働きます。耳で聞いた情報から想像力によって情景を視覚化する「場面想像」は、脳の司令塔である「前頭葉」を活性化させます。

【自然と集中力が高まる】
ラジオは、「聞く力」と「集中力」を必要とします。脳に届く情報量が少ないということは、正確な情報を得るためには、それだけ集中して聴かなければならないということ。つまり、毎日ラジオを聴いていると自然と集中力が高まります。

【「同時に二つのことをする」ことが脳を鍛える】
ラジオの良い点は、ラジオを聴きながら他の作業ができるということ。同時に2つのことを行うことは、脳にとってかなりの負担ではありますが、脳を大変活性化させていることも意味します。認知症のひとつであるアルツハイマー病は、「同時に2つのことを行う」ことができません。

では、どのようなラジオ番組を聴けば、脳は活性化されるのでしょうか。板倉教授は、ラジオのニュース番組をすすめます。様々なニュースを聴きながら、事件の起こった町並み、犯人像、それを取り巻く人たちなど、情景を思い浮かべる「場面想像」が、脳を活性化させます。板倉教授は、「ニュースほど私たちに想像力を要求するものはない」と語ります。

このことを知ってか知らずかは分かりませんが、今年開局60周年をむかえるラジオNIKKEIが、合ニュースサイト「RN2 BIZ&TECH Terminal」を開設しました。IT関連の情報を中心に配信する「RN2 BIZ&TECH Terminal」では、掲載したニュースを平日に放送している音楽番組「Request×Request」内で紹介するとのこと。ラジオ局による新しい取り組みは、番組のメインターゲット層である30代から40代のサラリーマンの"脳"を刺激しそうです。

■関連リンク
・RN2 BIZ&TECH Terminal
http://rn2btt.radionikkei.jp/


『ラジオは脳にきく[プレミア健康選書]―頭脳を鍛える生活習慣術』
著者:板倉 徹
出版社:東洋経済新報社
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このニュースに関するつぶやき

  • 実家は食卓にテレビがないのでいつもラジオを聴いてる。テレビは字幕や映像で目から情報が一瞬で入ってくるけど、ラジオは耳から入る声や言葉から情報を整理したり視覚イメージに変える過程があるから脳にいいのかな。
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