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水泳やピアノ、書道など、子どもたちは習って初めてできるようになることがたくさんあります。では、片づけはどうでしょう。母親が片づけているのを見て「なんとなくやっている」がほとんどで、「習ったことがある」という子どもは少ないのではないでしょうか。それなのに、小さなわが子に「片づけなさい」と言っていませんか?きちんと方法を教えることで、子どもたちは年齢に合った「片づけのスキル」を身につけることができます。
「子どものお片づけ」ですが、年齢に応じて把握できる量・範囲というのは少しずつ広がっていきます。本人が関心のあるものから徐々にスペースが広がり、ある年齢に達したら自分の部屋は自分で片づけることができるでしょう。
就学前だと、片づけるのは「おもちゃ」のみかもしれません。学校に入ると、教科書・ノート・学校の道具は自分で管理できるようになるでしょう。学年が上がると、習いごとの道具や、マンガ、本、CD、洋服など、どんどん増えていきます。小さい頃から自分で把握しながら片づけができるようになっていくと、年齢とともにステップアップしていきます。 小学生だから「もう遅い」わけではありません。やり方を知らないだけです。子どもたちはその方法を知ることで、何歳からでもきちんと片づけができるようになります。
最初に「分類」のレッスンをしましょう。「仲間分け」ができると、片づけもスムーズに進みます。「学校で使うもの」「身に付けるもの」などで分けてみるといいでしょう。また、それらをどこに置くのかを決めてあげてください。すべてのものに「住所」を定めると、散らからなくなります。そのためのポイントは次の3つです。
・適切な置き場所でパッと見渡せる
・モノをしまいやすい
・スペースにゆとりがある(パンパンに詰まっていると、一度出したものを戻せなくなってしまいます。7〜8割を目安に収納してください)
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初めのうちは親も一緒にやって成功体験を積み重ねていきましょう。親のルールから子ども自身ルールへと進めることで、一人でも片づけができるようになります。
忘れてはいけないのが、できたら「ほめる」ことです。「お母さんが喜んでくれて、きれいになって自分もうれしかった」と思うことで、子どもたちは片づけが好きになります。また、「ほめる」ことで習慣化へとつながっていきます。そして、大切なのは何より楽しむこと。アロマの香りでリラックスしたり、好きな音楽をかけたりして、親子で楽しみながら片づけに取り組みましょう。
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