「しゅっ!て跳べばいいんだよ」 羽生結弦が村上佳菜子に贈った"天才的"なアドバイス

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2014年02月18日 11:42  BOOK STAND

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『トップスケーターの流儀 中野友加里が聞く9人のリアルストーリー』 双葉社
7日に開幕したソチオリンピックも、23日の閉幕まで残りわずか。「大会の華」と呼んでも過言ではない女子フィギュアスケートは、日本時間20日未明に開幕します。浅田真央、鈴木明子、村上佳菜子はいずれもメダル圏内と言われており、先に金メダルを獲得した男子フィギュアの羽生結弦に続きたいところです。

フィギュアスケートのジャンプの一つに「ループ」というものがあります。これは、後ろ向きに滑りながら、アウトサイドエッジのまま踏み切るジャンプのこと。

実はこのループを苦手としているのが、20日の女子ショートプログラム(SP)に向け、ソチで練習に励んでいる村上佳菜子選手です。これまではほとんど練習してこなかったと、元スケーターで現在はフジテレビスポーツ局に務める中野友加里さんとの対談のなかで明かしています。

「ループは嫌いで全然練習してこなかったけど、去年は少しずつ練習するのが楽しくなった! たまーにそういうへんなスイッチが入るんですよ(笑)」(書籍『トップスケーターの流儀 中野友加里が聞く9人のリアルストーリー 』より)

以前、村上選手が羽生選手と話していた時に、ループの跳び方が話題になったようです。そこで、羽生選手がアドバイスした跳び方とは、「ループはしゅっ!て跳べばいいんだよ」というもの。その常人には理解できない"天才的"なアドバイスに、村上選手も困惑。そのことを知った中野さんも「わけがわかんなかった(笑)」と振り返ります。

また、惜しくも五輪の代表入りを逃した大庭雅選手も、ループを得意としているスケーターの一人。村上選手は、大庭選手にもループの跳び方を教わったそうです。そこで返ってきた答えはこちら。

「空気を読めばできる」

羽生選手を凌ぐアドバイスに村上選手は混乱。「みんなに『どうやって跳ぶの?』って聞くんだけど、ループの時はなぜか、よくわかんない説明されるんです」と、なかなか答えを見つけられずに、かえって当惑してしまったことを明かしています。

世界トップのフィギュアスケート選手は、案外、感覚的にジャンプをしているのかもしれません。元王者・プルシェンコが「天才」と認める羽生選手のアドバイスを受けた村上選手は、果たしてオリンピック本番に「しゅっ!」とループを決めることができるのでしょうか。


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  • 長嶋茂雄さんと同等といってしまえば終いだが、天才ですね。
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