『ありがとうわさびちゃん』小学館刊 |
ところで、2013年6月2日から8月のおわりにかけて、Twitterを中心にネット民の涙をさそった“おくるみ子猫”ことわさびちゃんをご存じでしょうか。わさびちゃんとは、カラスに襲われ、瀕死状態に陥った子猫のことです。
カラスに襲われ、息も絶え絶えになっている子猫を保護した“父さん”と“母さん”。口内を執拗に攻撃されたため、助けた当初は血の泡を吹き、舌は裂け、あごの骨は粉砕骨折という最悪の状態でした。しかし、懸命に看病する“父さん”と“母さん”のおかげで、ゆっくりと回復してゆくわさびちゃん。ゴールデンレトリバーのぽんずちゃんや、インコのぼーちゃんとも仲良くなり、だんだんと大きくなっていきますが……。
前述の通り、口内を攻撃されたため、自力で食事ができないどころか食事を嫌がります。さらに、カテーテルでの食事はつらく暴れるわさびちゃん。しかし、食事をしないと死んでしまいます。そんなわさびちゃんを傷つけないようにと“おばあちゃん”作ってくれたおくるみ。その写真をTwitterに投稿したところ大反響となり、わさびちゃんの存在がネットを中心に知られるようになりました。
わさびちゃんが懸命に生きた姿を一冊にまとめたのが、小学館より発売中の書籍「ありがとう! わさびちゃん」です。命の尊さに触れることのできる本を、猫の日にいかがですか?
写真:6月14日。“おくるみ”状態のわさびちゃん。
写真:6月18日、少しずつ元気に。
写真:6月29日。こんなに回復しました!
写真:7月25日。犬のぽんずちゃんを枕にして眠るわさびちゃん。
写真:8月8日。すっかり仲良しです。
写真:6月18日、少しずつ元気に。
写真:6月29日。こんなに回復しました!
写真:7月25日。犬のぽんずちゃんを枕にして眠るわさびちゃん。
写真:8月8日。すっかり仲良しです。
■『ありがとう! わさびちゃん』小学館刊
著:わさびちゃん
http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784093434386
(よりミク編集部/水流)