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最近、注目されている「EQ女性」。広く知られているIQは知能指数、いわゆる頭の偏差値のことですが、EQ(Emotionally Intelligence Quotient)とは、心の偏差値を表す指数といわれています。
EQについて簡単に表現すると、「自分の感情をきちんとコントロールすること」。自分の感情をコントロールすることができれば、理性的な行動もできるようになります。EQの高い人は、コミュニケーション力が高く、まわりの人との関係をうまく構築できる人が多いようです。では、EQ女性について、少しずつ紐解いていきましょう。
EQが高い人は「自分の感情をきちんとコントロールできる」。これは、人間関係において、とても大切なことです。相手のふるまいに対して感情的に反応せず、自分の中で消化した上で相手や場面に合わせて行動できる。つまり「相手の気持ちにより添って行動する」ということ。これは日本人特有の「おもてなしの心」にも通じるものがあります。
おもてなしの心をもつ女性は、きっと男性からも人気。EQを高めるには、「聞き上手になること」です。人は本来、自分のことを知ってほしい欲求があります。ですから、相手が話しやすいように「聞く姿勢」を持つだけで、相手にとって「もっと話したい人」「一緒にいて楽しい人」になることができるのです。
では、聞き上手になるためのポイントを3つ紹介します。
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1つ目は「相づちを打つ」ことです。話しているときに、適度に相づちを打つと、相手はさらに気持ちよく話せるようになります。「ホントですか?」「それで」「なるほど」など、相手が話しやすいように相づちを選択するのです。すると、どんどん相手の話が熱を帯びてくるのがわかります。
2つ目は「決して否定をしない」ことです。相手の話をいつも否定的にさえぎる人がいます。「でも」「そんなことないよ」など、自分が話しているときにたびたび否定的なことを言われると、話す気も失せてしまいます。どうしても相手の話している内容に納得できないときは、否定も肯定もせず聞き流すのがコツです。
3つ目は「質問をすること」です。これは少し上級テクニックですが、相手が話したいであろうことを予想して質問してあげるのです。たとえば、上司に対して「○○さんは私たちの年代の頃、どんな仕事をしていたんですか?」と質問すれば、自分の武勇伝を生き生きと話してくるでしょう。こうすると、相手は質問に答えている形で話したいことを話せますから、さらに気分が良くなるわけです。
この3つに気をつけるだけで、聞き上手になってEQが高まります。まずは身近な相手と話しながら、反応を確かめてみてください。
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