【寄稿】『ワーママ時間3倍術』子育てしながら“稼ぐ母”になるには?

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2014年03月12日 17:01  MAMApicks

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『ワーママ時間3倍術』WAVE出版
「ワーママ」とは、「ワーキングマザー」の略称。笑って泣いて、前向きになれる「ワーママのためのビジネス書」! ワーママのバタバタを一気に解消するハッピーアイデアが満載。

現役ワーママの皆さん、毎日心身共にクタクタですよね。
出産を控えたプレママさんや、育児休暇中の皆さん、不安や心配でいっぱいではありませんか?

「私はワーママになるなんて、絶対ムリ!」
ワーママ予備軍からは、そんな声さえ聞こえてきそうですね。

もちろん、何の心構えや準備もナシにワーママになると……。
あなた自身が疲れ果てるか、家族関係にヒビが入るか、
はたまた職場で「ハァ?」と思われてしまう“お荷物なヒト”になってしまうことでしょう。
ここでは、職場にひそむ“ワナ”の例を、いくつか見ていきましょう。
■ワーママにありがちな、職場での“失言”とは?
ある取引先の人に、帰省の時期を聞かれたことがあります。
私は帰省予定の日付を答えたあと、「子連れで新幹線に2時間半も乗るのは、大変です」と、うっかり口をすべらせてしまったんです。

相手は私が「子持ち」であることをご存じの女性でした。
「いいですね。私には子どもがいないので、まったくわからないことです……」
そう返されてしまい、あとで猛省しました。このように、「仕事の現場」では、育児に関しては、何ごとも「言わぬが花」なのです。

反対に、私が「ワーママである」と知っている人の中には、気遣って、育児の様子を聞いてくれる方もいます。
何人かと話すうちに、私は気付きました。
わが子の成長ぶりなどを説明しても、相手にとってはさして面白くもなく、「何のメリットもない」ということ。それよりも相手にとって本当に役立つのは、子育てを通して見えてくる「社会問題」でしょう。

わかりやすい例を挙げると、保育園の待機児童の問題です。
たとえ子どもがいなくても、「興味がある」という人はとても多いもの。「保育園に入るのにどれだけ苦労するのか」という話なら、相手の参考になるかもしれませんよね。

■ワーママが陰口を言われているのは、こんな瞬間!
また、私がサラリーマン編集者だったころ。職場でこんなことがありました。
毎日、皆よりも早く帰るベテランのワーママ社員、Aさんがいました。彼女は管理職で能力も高く、ある分野の専門知識は社内随一。担当の仕事は完璧に終えて帰宅する人でしたが、外部の業者さんからAさんへの問い合わせが入ることもありました。

そんなとき、いつもフォローをする立場になるのが女性の社員(独身)のBさん。Bさんもベテラン社員で、全体の進行を管理する立場でした。

ある日のこと。Bさんが「Aさんは手間がかかる!」と周囲に聞こえるように言いながら、Aさんのフォローの作業をしていたことがありました。
一瞬、職場の空気が凍りつきました。

AさんをフォローをしなければいけないBさんの立場のつらさは、よくわかりますよね。Bさん自身、自分の膨大な通常業務を抱えているのです。しかし、Aさんのフォローの作業は、10分もすれば終わるもの。

さらに言えば、Bさんの職務は「全体の管理」なので、「組織的」に言えば、ほかの社員のフォローは「業務の範ちゅう」と言えるかもしれないのです。

意外なのは、このAさんとBさんは、一緒にランチに出かけたり、軽口を叩き合うような仲のよい関係であったことです。なのになぜ、Bさんは「Aさんは手間がかかる!」とカリカリしてしまったのでしょう?

おそらくAさんは、「いつも早く帰るけれども、よろしくお願いします」というような「フォローのお願い」を、普段からBさんにしていなかったのではないでしょうか。自分の「尻拭い」をしてくれる人に礼節を尽くして、フォローを事前にお願いしておくことが、陰口を叩かれないコツなんです。

このように、ほんの少しの気遣いがあれば、ワーママでも気持ちのよい人間関係を築いて、明るく働くことができるはず!

■ワーママ期は、楽しまなきゃソン!
さらに言えば、育児と仕事を両立させるコツは、お金の使い方の方針をしっかり決めることにあります。
「どんな保育園を選ぶのか」「どんな食べものを常備するのか」「仕事場でも通用する子育て期のバッグとは?」など。日々、投資する感覚でモノを選ぶことが大切です。

その結果、今まで愛用していた製品とは違うものを選ぶようになるかもしれません。たとえば「子どもの肌に触れることも多いから、化粧品は無添加のものを選ぼう!」といった具合にです。でも、それって「イイこと」ですよね。

自分や家族のためを思っての問題意識が、やがては社会のありかたや地球環境について考えるきっかけになることも多い。ワーママ期って、本来は学びや気づきにあふれていて、人生が何倍にも心豊かになれるはずなんです。

「もう疲れ果てて、心が折れそう……」「仕事やめちゃいたい!」そんな人は、ちょっと待って!

ワーママは、「社会」という厳しい現実を見ています。その貴重な経験を、子どもたちに将来話して聞かせることは、親子の成長の助けに必ずつながります。「仕事は絶対に手放さない」という覚悟を強くもって、育児も仕事も義務は果たしたうえで、どちらも大いに楽しみませんか。

他人に期待をしすぎず、自分の意識や行動を変えるだけで、ものごとが“ちょっとよい方向”へ流れていけば、素敵ですよね。そんなヒントって、実はたくさんあるんです。

ワーママ時間3倍術―子育てしながら稼ぐ母になる方法

山守 麻衣(やまもり まい)
1976年生まれ。2児の母。中高年雑誌『いきいき』の編集者を経てフリーに。環境雑誌から社会派ビジネス誌、医療・健康系の書籍まで、9社の仕事をこなす「激務型」ワーママ。「編集の学校/文章の学校」講師。著書に『ワーママ時間3倍術』(WAVE出版)。


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