「だてマスク」で目指す肌美人

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2014年03月21日 10:10  JIJICO

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マスクは乾燥や紫外線対策に役立つ優れもの


最近、マスク姿の人を多く見かけます。花粉やほこりなどを体に入れないためや、病気の予防といったマスク本来の目的だけではなく、乾燥対策や「メイクをするのが面倒で素顔を見られたくない」といった理由で「だてマスク」を愛用する女性も増えているようです。


マスクを着けていると、自分の呼吸がスチームのようになって、お肌がしっとり潤います。マスクは、短時間の着用でも乾燥や紫外線対策に効果が発揮される優れものです。大切なのは、顔の輪郭に合ったサイズを選ぶこと。また、肌の状態に合わせたマスク選びも重要です。特に敏感肌の人には綿素材のタイプや、マスクと肌がなるべく擦れないようにするために工夫された立体マスクがオススメです。立体マスクは、ファンデーションや口紅が付きにくいのも女性にとって嬉しいところ。


しかし、長時間の使用は雑菌などが増え、逆に肌荒れやニキビなどの原因になりますので、注意が必要です。


シート状マスクと愛用の化粧水で顔パック。見違えるほどしっとり


ほかにも、保湿を高めるために、濡れたフィルターをはさみこめる構造のタイプもあります。フィルターも市販されているため、使いやすいと思います。通気性が良く、呼吸が楽にできるので、就寝時に使用するのも良いでしょう。


毎日の手入れにひと手間かけるなら、顔パックのように使うシート状のマスクもオススメ。各種栄養分が含まれた出来合いのタイプも市販されていますが、愛用している化粧水や美容液をシート状マスクにたっぷりとしみこませて顔にのせて使うと、安心感と満足感を味わえるでしょう。


ただし、これも時間を置き過ぎるのは逆効果。10分〜15分くらいを目安に。見違えるほどしっとりします。このとき、唇や耳などにもオイルやクリームをたっぷり塗って、ケアします。くちびるにはラップ、耳にはイヤーキャップを付けましょう。これは美容室などで使う透明のビニール製のタイプで。これで「肌美人」を目指せます。



(秋山 由貴美・エステティシャン)

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