停電時に慌てない事前準備

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2014年05月11日 13:10  JIJICO

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停電に備え、懐中電灯やカセット式ガスコンロなどを常備


先月末に、八王子などの多摩地域で大規模な停電が発生。30万世帯余りが停電になったと報道されました。停電は、時と場所を選びません。八王子では、幸いにも事故の報告はされていませんが、停電になった場合でも慌てずに対応することが、事故から身を守ることにつながります。そのためにも、事前準備をすることが大切です。


停電に備えて準備したいものは以下の通りです。


(1)懐中電灯
乾電池式懐中電灯は「点灯するか、電池は切れていないか」など、定期的な点検が必要です。最近は、ハンドル充電式や携帯ラジオと一体型のものなど防災用懐中電灯があり、便利です。


(2)カセット式ガスコンロ
停電の際、電子レンジやIH調理器は使えなくなります。カセット式ガスコンロを常備しておきましょう。


(3)バスタブに水
停電になるとトイレの水が流せません。バスタブに水を溜めてあれば、使用することができます。


(4)瞬間冷却パックや使い捨てカイロなど
夏季であればエアコンや扇風機が使えなくなるので、熱中症対策として、叩くだけで急冷する瞬間冷却パックや、ひんやりスカーフがあると便利です。冬季なら、使い捨てカイロや保温シートが有効です。時期に合わせたものを準備しておけば、いざというときに安心です。


実際に停電が起きたときの対処方法


停電が起きたら、使用中の電気器具はスイッチを切りましょう。電気が復旧したとき、火災や事故の原因になるアイロン・電気ストーブなどの電熱機器や、ハンドミキサーや電動ドリルなどの電動工具類は、必ずコンセントから抜いておきます。そして、避難する場合や家から出るときは、ブレーカーを切りましょう。


停電になった場合は、エレベーターや自動ドア・オートロックドア・信号機が使えません。「停電時はそういうこともある」と心得て置くことが、万が一のときの冷静な判断につながります。停電など、いつ起こるかわからない不測の事態でも、慌てずに行動するために普段からの準備や心構えが必要です。



(高橋 和子・整理収納・片づけプロモーター)

このニュースに関するつぶやき

  • 懐中電灯も常時点灯ではなくて パルス式にしてデューティ比を可変できるようにして、ON時間を減らして長持ちさせたら?w 足元点灯なら10パーセントのデューティ比でも人間が持ってる残像力と記憶力を使えよ。脳がなんのためにあるのか
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