イライラ撃退「スルースキル」のコツ

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2014年05月13日 17:10  JIJICO

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JIJICO

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様々なストレスを聞き流し回避する「スルースキル」


朝、起きて家を出てから会社で仕事をして帰宅するまでに、私たちは様々なストレスにさらされます。その一つ一つにカッとなってしまったり、イライラしたりしていたら、私たちの体は健康を失ってしまいます。もちろん、困難に対して克服した方が人は成長に向かうのですが、全てに向き合うことは不可能でしょう。


ときには聞き流し回避するほうが、物事がうまく進む場合があります。そういったスキルのことを「スルースキル」といいます。


必要な情報を選んで「自分主導」で処理する


自分にふりかかるストレスを、スルーするのはなかなか難しいかもしれません。しかし、こう考えてみてください。「見る」「聞く」「感じる」こと全てを「情報」と捉えるのです。私たちは膨大な情報にさらされています。全てを処理するとオーバーヒートしてしまうので、必要なものを処理していきましょう。


■朝のテレビ番組の星座占いが最下位だった。
■満員電車で隣の若者から、シャカシャカと音漏れしていた。
■「おはよう」と挨拶したのに新人の声が小さい。
■同僚に貸している本を、また同僚が忘れた。
■取引先から、重要事項の変更連絡メールがあった。
■上司の香水がキツい。


例えば、この中で、集中して処理した方が良い情報はどれでしょうか?また、処理した方が自分のためになる情報はどれでしょうか?せいぜい2〜3個でしょう。全てにパワーを注ぐのではなくて、ピックアップして処理するものを選べば良いのです。そして、ピックアップされなかったものはスルーしてやるのです。処理は「自分主導」で行うものなのです。


ふりかかるストレスを自分の意志で選びコントロールする


私たちは「やりたいのにやれない」「やりたくないのにやらなければならない」など、コントロールを失った状態にストレスを感じるのです。ですから、「ストレスが次から次へとふりかかってくる」という状態から、「次から次へと自分主導でストレスを振り分け処理していく」という思考に切り替えましょう。


もし、どうしても「向き合わなければならない」上に、とても嫌なストレスには、さらに「可能性」として考えられる選択肢を書き出してみましょう。たとえ選ぶ行動は決まっていたとしても、選択肢を書き出して「自分の意志」で「選ぶ」ことで、「自分がコントロールしている」と感じることができるのです。



(青柳 雅也・心理カウンセラー)

このニュースに関するつぶやき

  • これは努力で身に付くというより持ってるか持ってないかの問題だと思う。したくなくても真正面から受けてしまう「持ってない」自分には、受けたストレスをなる早で愚痴なり趣味なりで吐き出すスキルのほうが重要やな。
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