こんにちは、フレネシです。今や世界中のいたるところで大人気のお寿司。しかし、海外の日本食レストランでは、具や盛り付けが独創的すぎて「そのセンスはちょっと…」と絶句してしまうようなアレンジが施されているお寿司のメニューも少なくありません。
さて、そんな中、誰がいつ考案したのか、かの「カリフォルニアロール」並みに定番(?)となっているらしい巻き寿司メニューがあるのを、皆さんはご存じでしょうか?
それは、スライスしたアボカドを芋虫の縞模様に見立てた「キャタピラーロール」なるお寿司。ソースやゴマ、とびっこといったトッピングで、キアゲハの幼虫そのもののビジュアルに仕立てる飲食店も少なくないようです。
そこで、TwitterやInstagramに投稿されている、ちょっとグロいけれど愛嬌たっぷりのキャタピラーロールを紹介します。
作り方は、YouTubeの「SUSHI CATERPILLAR ROLL」という動画で紹介されていました。
半分に切ったアボカドを細かくスライスし、少しずつずらしたものを裏巻き寿司に乗せ、巻き簾で形を整えてからカットします。皿に盛り付けたら、全体にソースをたらして、にんじんの臭角を付け、最後にとびっこを乗せたら完成。なかなか手が込んでいますね。
TwitterやInstagramの投稿写真では、目の部分をいくらやたこの吸盤、ドレンチェリーなどでポップに表現しているものが目立ちました。また、アゲハチョウの幼虫が敵から身を守るために出すオレンジ色の角(臭角)までもが、にんじんやパプリカ、貝割れ大根、きゅうりなどで忠実に表現されていて、絵的なインパクトは衝撃的ながら、芋虫への強い愛情とこだわりを感じました。
さらには、うなぎやエビを用いた「ドラゴンスシロール」も人気の様子。こちらは、ハレの日メニューっぽい、おめでたい外観なので、お祝いの席にはもってこいかもしれません。
最初は「わざわざ芋虫に見立てなくても…」と感じた「キャタピラーロール」ですが、見慣れると、だんだんかわいく、愛おしく、美味しそうに思えてきました。
みなさんも、ホームパーティの場などで、お手製のキャタピラーロールを振舞ってみてはいかがでしょうか。きっと盛り上がると思います。
(フレネシ@シンガーソングライティングアニメーター)
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