米放送局ABCや米紙USAトゥデーなどによると、このプロポーズ動画を作ったのは、5月にモンタナ大学を卒業した21歳の男性ジャック・ハイアーさん。彼は、中学校時代からの知り合いだった彼女と、同じ大学へ入ったことをきっかけに交際を始めたそうだ。そして2人で初めてデートをした2010年9月30日、彼は早くも彼女との結婚を心に決め、プロポーズの時に用意する“切り札”を考えたという。それが、大学の専攻(国際ビジネス)の関係で世界を飛び回った4年の間に作った、今回話題になっている動画「EPIC proposal from 26 countries, 4 years in the making」(https://www.youtube.com/watch?v=Bsz2Noi925M)だ。
動画は、彼の説明とプロポーズの様子も含めて紹介した約6分半の内容で、彼女のために作った映像は1分過ぎから始まる。彼は、4年間で出かけた海外26か国全てで、自身の“口パク”を友人に撮影してもらっていた。彼が歌っているのは、1988年に英・スコットランド出身の双子デュオ、ザ・プロクレイマーズが発表した「I'm Gonna Be (500 Miles)」という曲で、1993年に公開されたジョニー・デップ主演の映画「妹の恋人」で使用されて大ヒットした歌だ。