廃れかけた「抜けた歯」にまつわる風習

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2014年05月30日 10:01  MAMApicks

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「アトピタ」シリーズなどのベビー向け商品で知られる丹平製薬では、「ハミガキあとにおくちのケア」をうたったスプレータイプの商品、「ハミケア」を発売している。同商品は食品であるため、口をまだゆすげない小さな子どもから使用できることが特徴のひとつで、販売数300万個を超えるヒット商品になっている。
そんな同社ではこのほど家庭での虫歯予防についての調査を実施、その結果を発表した。

同調査では、「下の歯が抜けたら屋根の上に、上の歯は縁の下に投げる」という風習についてきいており、この質問に対する回答は、親自身の約8割が「やったことがある」と答えたものの、「子どもに対しても実践している(しようと思っている)」という回答は約半数の51%と、世代を超えて3割近く減少していることがわかった。

この結果について同社では、「多くの家庭に歯を投げるための屋根や軒下がないということがひとつの要因として考えられるが、子どもの成長を感じる大切な行事のひとつであったこの文化が、今後廃れていってしまうことが懸念される」とコメントしている。

【関連コラム】
メモリアルグッズの行く末 〜抜けた歯、へその緒、どうしてますか?〜
http://mamapicks.jp/archives/52114607.html

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