限定公開( 5 )
2014 FIFAワールドカップブラジル大会の開幕が目前に迫っています。私もサッカーファンとして、この4年間、日本代表を応援し続けてきました。選手の多くが、ケガや苦難を前向きに乗り越え、強くたくましく進化される姿に感動し、勇気をもらい続けてきました。晴れの舞台で、悔いなく思い切り楽しんで戦ってくださることを願うばかりです。
今回は、わが家のリビングから遠いブラジルに思いを馳せ、現地で応援しているような気持ちを味わうために、家庭で作れるブラジル料理を紹介します。
野菜たっぷり！日本人テイストのブラジル料理
紹介する料理は、本来のものに少しアレンジを加えていますが、とても簡単で、野菜もたくさんとれてヘルシーです。
ブラジル料理プレート（シュラスコとモーリョソース、ムケカスープ、パステウ、パイナップルシナモン）
◆シュラスコとモーリョソース
【材料】4人分 （モーニョソースは少し多めにできます）
牛肉切り落とし肉 500g
植物油適量
トマト中2個
タマネギ4分の1個
黄パプリカ2分の1個
ズッキーニ4分の1個
ニンニク1片
白ワインビネガー200��
E.Vオリーブ油50��
塩・コショウ適量
イタリアンパセリまたは香菜（お好みで）
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【作り方】
（1）野菜は全て細かく刻む（タマネギは刻んでから皿などに広げ、しばらく室温に置いて辛味を飛ばす）。
（2）白ワインビネガーと E.Vオリーブ油を混ぜ合わせ、そこへ刻んだ野菜を加え、塩・コショウで味をととのえる。
（3）フライパンに植物油を入れて中火で熱し、軽く塩・コショウをした牛肉を炒める。
（4）皿に（3）を盛り、（2）をかける。お好みでイタリアンパセリ、または香菜の刻んだものを振る。
◆ムケカスープ
【材料】4人分
エビ12尾
ショウガ10g
ニンニク1片
タマネギ2分の1個
赤パプリカ2分の1個
トマト1個
植物油大さじ1
ブイヨンスープ200��
ココナッツミルク200��
塩・コショウ適量
イタリアンパセリまたは香菜（お好みで）
【作り方】
（1）エビは殻をむき、背ワタを取り除いておく。
（2）ショウガ、ニンニク、タマネギはみじん切りに、赤パプリカ、トマトも細かく切る。
（3）鍋に油、ショウガ、ニンニクを加えて中火にかけ、香りが立ってきたらタマネギを加えて炒める。
（4）タマネギが半透明になってきたら、エビを加え色が変わってきたら赤パプリカとトマトを加え炒める。続いてブイヨンスープを注ぐ。
（5）スープが煮立ち色づいてきたら、ココナッツミルクを加え、再び沸騰しはじめたら火を止め、塩・コショウで味をととのえる。
（6）器に注ぎ、お好みでイタリアンパセリまたは香菜の刻んだものを振る。
◆パステウ
【材料】20個分
春巻きの皮10枚
ジャガイモ2個
タマネギ2分の1個
牛ひき肉100g
塩・コショウ適量
粉チーズ（お好みで）
【作り方】
（1）ジャガイモは蒸して、皮をむき、フォークの背でつぶす。
（2）タマネギはみじん切りにする。
（3）フライパンに植物油を入れて中火にかけ、タマネギを加えて炒め、半透明になってきたらひき肉を加え炒める。
（4）（3）に（1）を加えて塩・コショウ、粉チーズで味をととのえ混ぜ合わせる。
（5）春巻きの皮を4等分に切り、2枚ずつ、皮のふちを水を使って張りあわせ、その上に（4）の具材をのせ、ふちを水でぬらし、三角形になるように折る。
（6）170度の揚げ油で両面がきつね色になるまで揚げる。
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◆パイナップルシナモン
【材料】
パイナップル（生）
適量 シナモン適量
【作り方】
パイナップルを一口サイズに切り、フライパンに並べて中火で両面を少し焼く。色がつくように焼き、シナモンをふる。
ぜひ試してみてください。ブラジル料理を食べて、ワールドカップを盛り上げていきましょう！
（吉村 雅子・料理研究家・管理栄養士）
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