限定公開( 95 )
世にはびこる漫画の実写化。夏にふさわしい(?)ホラー系漫画の実写化が報道された。90年代に子供時代を過ごした人たちにはなつかしすぎる『地獄先生ぬ〜べ〜』が、10月から土曜9時枠で放映されるようだ。
漫画の連載はすでに終了しているものの、3月に『グランドジャンプ』上で新作読み切り、『地獄先生ぬ〜べ〜NEO』が掲載され、5月発売の『グランドジャンプ』では新連載開始となった。漫画に続き、ドラマもスタート!というわけだ。ちなみに主演の鵺野鳴介役は、関ジャニ∞の丸山隆介ということまで報じられている。
この発表にすぐさまアニメ大好きフランス人も食いついた。Adala News(http://adala-news.fr/2014/06/le-manga-jigoku-sensei-nube-adapte-en-drama/)には――
「アニメのいいリメイク化かドラマ化の発表だろうなあ、と思って記事開いたけどドラマ化のほうだったか。でもぬ〜べ〜大好きだし見ちゃうんだろうな」
「アニメが良かった分、安っぽい感じでドラマ化されたらいやだなあ」
「たしかに変な手は加えないでほしいよね」
「すてき!けっこう昔のアニメだけどだいすきだな、ぬ〜べ〜。よい感じにドラマ化してほしい」
「漫画は暗すぎるから、アニメがちょうどよかったよね」
とのコメントが書かれている。よく分かっているではないか、フランスの方々!
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ホラー要素のある漫画の実写化にはCG技術がつきもの。現実にないものを再現するため、しょうがないのはわかるが、どうしても違和感がつきまとってしまう。『ゲゲゲの鬼太郎』、『妖怪人間ベム』、『怪物くん』といった作品の実写化がいまいちなのは、そのせいもあるのではないだろうか。今回も原作がいいだけに、変に新しい技術を取り入れようとはせず、内容で勝負してもらいたいものだ。
(文=柏葉美月)
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