柳葉敏郎、剛力彩芽、風間俊介が学ラン応援団に！新ドラマ『あすなろ三三七拍子』

柳葉敏郎が、フジテレビで7月15日（火）にスタートする新ドラマ『あすなろ三三七拍子』で15年ぶりに地上波連続ドラマで主演することが決定。リストラの代わりに廃部寸前の大学応援団へ出向を命じられる中年サラリーマンを演じることがわかった。

本作は、家族や友情を描く小説を多数世に送り出してきた人気作家・重松清の同名小説「あすなろ三三七拍子」（講談社文庫刊©重松清／講談社）が原作。現役大学生の中に応援団員がいなくなり、存続の危機に陥っている翌檜大学応援団ＯＢたちが集まる会合で、幹事長が、応援団存続のために自分が社長を務める会社の社員で主人公・藤巻大介を応援団長にしてしまうことを決める。大介は「常に学ラン着用」「返事は“押忍！”」「先輩の言うことは絶対」という、前近代的な基本精神が掲げられた応援団に放り込まれ、コワモテなＯＢたちに厳しく指導されながら、親子ほども年の離れた団員たちとともに、最初はバラバラだった応援団への思いを固めていき、「とにかく」「ひたすら」「懸命にやる」という応援の哲学を学んでいくことになる。

柳葉は出演について、「僕は中学のときに少しだけ応援団にいたことがあります。そのときに、体当たりで人間関係を深めていく厳しさを実感しました。応援団は日本の文化だと思います。“応援してやる”のでなく“応援させてもらう”という日本人が本来持っている粋な部分を演じられると感じ、喜びを持って出演を決めました」と意気込みを語り、応援団の大声や応援のフリについては、「回を重ねていくうちに、だんだんと様になるようにならなければいけないと思っています。最後には皆さんに拍手をいただけるくらいのものをお見せしたい。大介自体も不安な気持ちで応援団に入っていくので、それがそのまま出れば嬉しいですし、それがだんだんなくなっていければ良いですね」と語っている。

そして、翌檜大学3年生、古い体質の男社会に嫌悪感を持つフェミニズム論客であるヒロイン・松下沙耶役には、剛力彩芽が決定。応援団の精神を「悪しき男どもの慣習」とバッサリ切り捨て、廃部に追い込むため応援団に刺客として入団することになる。剛力は、応援団について、小学生のころの運動会で応援団に憧れた記憶はあるが、最近は馴染みが薄くなったと感じている言い、「あらためて、応援団とは何か、そもそも応援とは何かというのを、役を通して私自信が勉強し、それを少しでも伝えられたらと思います」と語り、衣装の学ランについては、「スタッフの皆さまに似合うと言っていただけてホッとしております（笑）。りりしく沙耶という役に挑めたらと思います。女性の方にも応援団というものを知って楽しんでいただけたらと思います」と意気込みを語っている。

そのほか、応援団の気質をこよなく愛し、大介を熱血指導する世田谷商科大学（現翌檜大学）応援団ＯＢ・齊藤裕一役に反町隆史。大介の娘の彼氏であり、大介に命じられて応援団に入部することになる、金髪ピアス姿の今どきの大学生・保阪翔役に風間俊介。チアリーダー部部長で大介の世話を焼く葉月玲奈役に高畑充希などの出演が決定している。

■『あすなろ三三七拍子』
（フジテレビ系列）
2014年7月15日スタート（初回15分拡大　21:00〜22:09）
毎週火曜21:00〜21:54

＜出演＞
柳葉敏郎、剛力彩芽、風間俊介、高畑充希、大内田悠平・飯豊まりえ、菊池桃子・西田敏行（特別出演）・森口瑤子、ほんこん、反町隆史