鳥取がフェルナンジーニョ獲得を発表…独自のプロジェクトで補強費を捻出

ガイナーレ鳥取は17日、MFフェルナンジーニョの加入が決定したと発表した。クラブ公式HPが伝えている。

　フェルナンジーニョは2004年に来日し、ガンバ大阪や清水エスパルスなど、Jリーグの複数クラブでプレー。G大阪時代にはJリーグ優秀選手賞に2度輝き、2005年にはベストイレブンに選出された経歴を持つ。

　1年でのJ2復帰を目指す鳥取は、「野人と漁師のツートッププロジェクト」を展開。同プロジェクトはチーム強化費の確保を目的とし、GMを務める岡野雅行氏の発案のもと、地元の水産物直売センターの協力で生まれたもの。1口5000円の寄付金を募り、2口以上の寄付で境港産の海産物を御礼品として贈るシステムで、申し込みは6月16日時点で2,677口に上った。

　岡野GMはフェルナンジーニョ獲得に際し、「彼なら必ずクラブに素晴らしい結果をもたらしてくれると思います」というコメントを残すとともに、「さらなる補強を目指してプロジェクトは6月30日まで受付しています！　引き続き皆様からのご協力をお願いします」とプロジェクト参加への呼びかけを行っている。