F1の火花復活案、実現へ? ライコネンらがオーストリア金曜にテスト

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2014年06月20日 14:10  AUTOSPORT web

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1991年ポルトガルGP アラン・プロスト(フェラーリ)
F1マシンの火花復活のためのテストが、オーストリアGP金曜プラクティスで行われることになった。フェラーリとメルセデスがチタン製のスキッドブロックを使用して、マシンから火花を散らせる実験を行う。

 今年、F1チームはF1の魅力を高めるためのさまざまなプランを検討しており、その中のひとつが、マシンをビジュアル的により華やかにするためかつてのF1マシンのように火花が出るようにするというアイデアだった。

 検討の結果、F1コミッションは2015年に向けて火花復活のためのプランを暫定的に承認したようだ。

 現時点では、プランクの中にチタン製のスキッドブロックを装着することを義務付けることで火花を散らすことが考えられている。

 うまく火花を発生させるためにチタン製のスキッドブロックをどこに設置するのか、研究が進められており、その実験として、オーストリアGP金曜プラクティスで、フェラーリのキミ・ライコネンのマシンに2カ所、メルセデスのニコ・ロズベルグのマシンにはそれとは異なる場所に数カ所、チタン製のブロックを装着することが決まった。
 このテストの際には、車高を下げるなど、火花を発生させるための別の手段はとらずに、効果を確認するということだ。

 2015年にこの新規則を導入するためには、シーズン中に何度かテストを重ねていく必要があり、FIA世界モータースポーツ評議会の承認を得た後に実現が可能となる。

このニュースに関するつぶやき

  • 火花を散らすマシンが見たいんじゃなくて、ピット戦略やテクニックでのオーバーテイクを見たいんだと思う。>
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