E-girls、新曲タイトルにグループ名を冠した理由とは? ダンス前面にさらなるブレイクへ

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2014年06月21日 17:40  リアルサウンド

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各グループのコンセプトが明確化され始めたE-girls。

 昨年10月にリリースした楽曲「ごめんなさいのKissing you」のMVが、6月14日に行われたミュージックビデオの国際的授賞式「MTV VMAJ 2014」にて最優秀振り付け賞を受賞したE-girls。彼女たちが7月9日にリリースするニューシングル『E.G. Anthem -WE ARE VENUS-』より、表題曲のMVを公開している。


(参考:E-girlsを越える支持を獲得? 本物志向のガールズグループ、その実力を検証


 「右にHappiness、左にFlower、前にDream、そして後ろにE-girls」という歌詞で幕を開ける同曲は、ここ数作では見られなかったセクシー路線のEDMサウンドが特徴で、MVは彼女たちの最大の武器であるダンスを前面に押し出した仕上がり。後半では、CHICを元ネタにした、カッティングギターが特徴的なファンク・ディスコ風の楽曲へと曲調が変わり、ダフト・パンク「Get Lucky」をオマージュした映像も挿入されている。


 AmiとAyaが所属し、カラフルでポップなイメージが強いDream、スタイリッシュな楽曲とクールなパフォーマンスが特徴的なHappiness、アーティスティックなパフォーマンスと本格派の歌唱力が目立つFlowerと、E-girlsを構成する各グループのコンセプトを明確化し始めた彼女たち。総勢27名が出演した今回のMVでは、それぞれのグループの個性を発揮しつつ、「明るいガールズポップ」と「グラマラスなダンスミュージック」の二軸を行き来する様子が描かれている。


 また、グループ名をタイトルに冠した同曲には、過去にも同じ意味合いのある楽曲が存在したことがファンの間では広く知られている。2012年4月にリリースしたセカンドシングル『One Two Three』に収録されている「E-Girls Anthem」だ。この曲は、2011年の12月にEXILEが行った『EXILE LIVE TOUR 2011 TOWER OF WISH〜願いの塔〜』で、お笑い芸人・ナインティナインの岡村隆史が「オカザイル」として参加して披露されたもの。地上波では2012年1月の『めちゃ×2イケてるッ! もうデブザイルなんて言わないでスペシャル!!』で放送され大きな話題を呼ぶとともに、彼女たちの知名度を急上昇させたことから、同曲を”E-girlsのブレイクポイント”と評する声も少なくない。


 だが、当時はまだ”EXILEの妹分”としてのイメージが強く、彼女たちのキャラクターに今ほど焦点が当てられることはなかった。各グループの色分けもあまり明確になっていなかったように思える。しかし最近は、昨年末の紅白歌合戦への出場やAmiのバラエティ番組進出、人気ブランド「Samantha Vega」とのコラボレーションなどにより、さまざまな世代の女性に支持されるガールズグループへと成長。メンバーそれぞれの役割・キャラクターが明確になる一方、音楽面でも松任谷由実やDREAMS COME TRUE、YMOといった一流ミュージシャンのカバーでも話題となり、JPOPシーンの中でも目が離せない存在となりつつある。リーダーのAyaは「E-girlsはすごく結束力高まってきたし、仲間感っていうものが出てきたなと、今回の作品で改めて感じました」と今回のMVについてコメントしている。


 7月18日からは、グループ初となる単独アリーナツアー『E-girls LIVE TOUR 2014 “COLORFUL LAND”』を開始するE-girls。ツアーに先駆けて発表された『E.G. Anthem -WE ARE VENUS-』は、「E-Girls Anthem」に続いて、彼女たちのさらなるブレイクのきっかけとなりそうだ。(中村拓海)



このニュースに関するつぶやき

  • EXILEも同じだろ。TRIBEだのPRIDEだの・・・あと着てる衣装のブランド名 大体最近、○○from EXILE TRIBE?ってイチイチ名乗るな。
    • イイネ!1
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