愛があっても不安!?　もしも婚約者が「貯金ゼロ」だったらどうする？

結婚が決まり、いざ具体的な話になったとき、相手に「貯金がない」と言われたらみなさんはどうしますか？　式や新居など、何かとお金が必要になるので、貯金ゼロでは先々も不安……と悩む方もいるかと思います。そこでマイナビウエディング編集部では、未婚男女に「婚約者の貯金がゼロだったらどうする？」というアンケートを実施しました。

■男女に聞いた！　婚約者の貯金がゼロだったらどうする？

Q．未婚男性に聞いた！　婚約した女性の貯金がゼロだったらどうする？
1位　予定通り結婚する（66.1％）
2位　結婚そのものを考え直す（16.5％）
3位　結婚時期を引き延ばして、その間に貯金してもらう（15.7％）

Q．未婚女性に聞いた！　婚約した男性の貯金がゼロだったらどうする？
1位　結婚そのものを考え直す（39.5％）
2位　結婚時期を引き延ばして、その間に貯金してもらう（35.1％）
3位　予定通り結婚する（20.0％）

■彼女の貯金はあてにしない男性が多数

男性は、7割弱が「予定通り結婚する」と回答。好きなら気にしない、あてにしていない、という頼もしい意見もあれば、「仕方がない（34歳／IT）」「借金が無いだけましと考える（28歳／IT）」と現実を受け入れる人、「結婚を考え直すことになったら、お金にうるさいと思われるから（31歳／商社）」と体裁を気にする人も。「結婚はするけど、今までお金をどう使ってきたかは話し合う（27歳／電機）」「1年間で100万円貯めるノルマを課す（35歳／機械）」など、結婚はするけれども、今後のお金の使い方の改善は希望する……という意見も多くありました。

2位は「結婚そのものを考え直す」。嫌だから、というシンプルな回答もあれば、「無計画な人間の恐れがある（25歳／電力）」「浪費家だと思うから（42歳／機械）」「貯金できない人とは合わないと思う（25歳／食品）」など、お金の価値観の違いを語る男性が多数いました。「自分に貯蓄がないので……（29歳／医療）」「1度目の結婚はそれで失敗したので（32歳／機械）」といった切実な意見もちらほら。

3位は「時期を引き延ばす」。「男に頼りすぎるな（26歳／アパレル）」なんて厳しい意見もありましたが、「貯金の習慣をつけてもらう（31歳／医療）」「何とかしようという気概は見たい（34歳／金属）」など、時期を延ばして態度の改善を見たい、という意見が多数。若い世代からは「自分だけ負担が大き過ぎる（25歳／農林）」「結婚資金はふたりで準備したい（28歳／IT）」など“男女平等”を望む声もありました。

■貯金ゼロの男性は論外!?

一方、女性の1位は「結婚そのものを考え直す」という厳しい結果に……！　「将来が不安、心配」という理由が圧倒的多数で、「人格に難ありと思う（25歳／機械）」「結婚しても変わらなそう（32歳／商社）」「価値観が違うと今後が危ない（31歳／法人）」「浪費癖等の問題がありそう（25歳／商社）」など、金銭面での不安要素が大きいと結婚を決断できない女性が少なくない模様です。

2位は「結婚時期を延ばす」。「覚悟と努力を見せてほしい（25歳／金融）」「期限を決めて貯まらなければ結婚しない（27歳／運輸）」など、テスト期間を設けて見極める、という意見が多数でした。中には、「私が貯めているので、不公平感がある（28歳／学校）」といった“平等”を望む声も。

3位は「予定どおり結婚する」。「気にしない」「これから貯めればいい」という人のほか、「結婚したら私が財布を握るから（32歳／法人）」「どうせ待っても貯まらないから管理する（23歳／自営）」といった“かかあ天下”な意見もあり。それくらい頼もしい女性のほうがいい、という男性もきっといることでしょう（笑）。

ちなみに、「その他（5％）」と答えた女性の声には、「浪費家で貯められないなら考え直すが、新卒社会人なら仕方ない（24歳／学校）」「仕事に前向きな方だったら気にしない（23歳／広告）」と、貯金額より相手の人格で見極める、という意見もありました。中には、「相手の親を交えて相談する（28歳／IT）」なんて建設的な意見も。相手の親に厳しく言ってもらうのは得策かもしれませんね。

■結婚が白紙にならないためにも、少しでも貯蓄はしておくべき!?

「貯金ゼロだと結婚そのものを考え直す」と回答した女性は男性の2倍以上。女性のほうが厳しい意見を持っており、一方男性側は、比較的女性の貯金額を気にしない傾向のようです。そうは言っても、約6人に1人の男性は「結婚を考え直す」と回答しています。これからの時代は男性のみならず、女性も“貯金ゼロ”だと結婚を考え直されてしまうケースが出てくるかもしれません。

また、相手が貯金ゼロの場合、「結婚時期を引き延ばす」「テスト期間を設けて様子見をする」という男女も少なからずいます。もしその期間も変わらず恋人の寛容さに甘えて無駄遣いをしていたら、いつか突然、愛想を尽かされてしまうかも!?　自分のお金とはいえ、結婚となれば「ふたりのために使うお金」は絶対に必要になってきます。一緒に未来を歩いていく意思があるかどうか、時には“形”で示すことも大切なのかもしれませんね。

※アンケート対象
調査時期: 2014年5月20日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数: 20〜50代の男女300名
調査方法:インターネットアンケート


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