法律系出版社「商事法務」のメールマガジン登録者に7月8日夜、「おかしなメール」が届いた。
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見知らぬ個人が発信者となったメールで、そこには「商事法務様」「メールマガジンの配信停止をお願い致します」と記されていた。どうやら、読者の一人がメールマガジンに返信する形で「配信停止」を希望するメールを送ったところ、そのメールが商事法務の担当者だけでなく、他のメルマガ登録者のもとにも届いてしまったようなのだ。
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このメールには、その「読者と思われる個人」の名前が記されており、メールアドレスもわかるようになっていた。
その後、この「異変」に気付いた人物がメルマガ編集部に対して、「おかしなメールが送信されて来ました」と伝えようとしたメールも、同じように、名前とメールアドレスがわかる状態で、メルマガ登録者のもとに送られてきた。
このような商事法務メルマガにからんだ「おかしなメール」は、メルマガ登録者の多くに届いたようで、ツイッターには次のような投稿があいついでいる。
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「商事法務のメルマガがおかしくなってるな。これかなりまずくないかい?」
「なんか商事法務のメルマガで知らない人からメールが来るんです。これって大事件なんでは・・・?個人情報漏れみたいな」
「商事法務メルマガ、他の人の個人名やメアドが見えちゃってるし、見えちゃった人がご丁寧に自分の名前を連名して配信停止依頼しとる」
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商事法務メルマガの記載によると、7月8日の発行号から新しい配信システムに移行したという。その新システムに問題があった可能性がある。
7月8日22時20分ごろ、弁護士ドットコムが商事法務に電話で取材したところ、応対した社員は「1、2時間ほど前から何件か、メルマガに関する問い合わせの電話が来ています。現状と原因について、システム会社と連絡を取りながら調査しているところです」と答えた。
(弁護士ドットコム トピックス)
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