箱根登山新型車両の愛称決定、スイスにちなんだ「アレグラ」に。

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2014年08月30日 11:45  ナリナリドットコム

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箱根登山鉄道に25年ぶりに導入される新型車両3000形の愛称が、「アレグラ(ALLEGRA)号」に決定した。11月1日より営業運転を開始する。

「アレグラ」は、姉妹提携鉄道であるレーティッシュ鉄道が走るスイス・グラウビュンデン州に今も息づく希少言語、ロマンシュ語のあいさつ言葉。

同社はこれまで一部の車両、1000形「ベルニナ号」、2000形「サン・モリッツ号」とスイスにちなんだ愛称を付けてきたが、このたびデビューする3000形もスイスにゆかりのある愛称となる。

3000形のデザインコンセプトは“伝統と現代性を併せ持ち、箱根の風景に溶け込むデザイン”。特に、車両前面には大型ガラス、側面には上下に大きく広がる展望窓を採用しており、箱根の雄大な自然が乗車しながら間近に体感できる。

また、外観の色彩は、従来から登山電車のイメージカラーでもあり、箱根の四季の景観の移ろいにも呼応する深い緋色や茜色をベースとした「バーミリオンはこね(Vermillion Hakone)」が基本色。そこに登山電車としての力強さを表現するシルバーを前面と側面に配色した。

室内は“箱根旅行の楽しさ”を演出する空間を心掛け、車窓から取り込んだ豊かな自然の風景をより効果的に見せるよう、腰壁に木目調の化粧板を使用。また、座席窓台、肘掛やテーブルなどには強化木を採用し、座席シート材や床には赤を基調とした暖色系をメインに配色するなど、車内全体に落ち着いたやさしい雰囲気を醸し出している。


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