『機動戦士ガンダム』で最も有名であろうキャラクター『シャア・アズナブル』の妹であり、ガンダムにおけるヒロインポジションのひとり。サラサラの金髪を持つ気高き美女。綺麗なお姉さんは好きですか?因みに妹属性と姉属性を併せ持つキャラクターなのでそっち方面の方々にも安心です。今回はそんなセイラさんこと「セイラ・マス」の魅力を紐解いていきましょう。
【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】
■溢れる気品は王家の証!
兄とは違い優しく健やかな家庭で育ったセイラさん。さぞおっとりぽやぽやなお嬢様に育つと思いきや、カイに『軟弱者!』とビンタをかますような、気の強いお嬢様に育ちました。いや、気が強いというよりは気丈と言うべきですか。責務を果たさない人や品の無い人に対してはガンガン行きます。王の血筋の成せる技なのでしょうか。ブライトさんもクルーで唯一“さん付け”で呼んでしまうのも納得です。
しかしそれは理不尽なキツさや暴力でなく、教育的指導であり愛の鞭なのです。戦乱真っ只中、言いたい事も言えないPOISONな世の中に、こういった女性はとても魅力的なのではないでしょうか。尚、筆者は別に叩かれたいわけではありません。
■「貴方ならできるわ」煽て上手に気を付けろ
ホワイトベースでは主にオペレーターを務めるセイラさん。発進の際にはパイロットのモチベーションを高めようとあのテこのテで様々な言葉を投げ掛けて来ます。
「貴方ならできるわ」
こう言われたらもうお手上げですよね。セイラさんに出来ると評価されている、それに応えねば男がすたる。実際の効率や行動には役にも立たない筈のクズみたいなプライドに火がついてしまう。結果、実力以上の物を発揮するという寸法です。
とはいえ精神って偉大な物なんですよね、時に肉体を凌駕する。セイラさんみたいな人がいれば、私も通常以上の実力を発揮できるのかもしれません。
■女戦士セイラ
女性の社会進出が顕著になって幾年、今や女性パイロットなど珍しくもありませんが、当時にしてみれば女性兵士というカテゴリは割とレアケースでした。ましてや、巨大ロボットに乗るなど・・・。
Gファイターに乗ってアムロのサポートをしたりガンダムに乗った事も(但しノーマルスーツ非着用だった為大惨事に)ありました。今や時代は戦う美少女、強い美少女の時代なのです。最初こそ戸惑ってはいましたが、慣れていくにつれて戦果は上がっていきました。強く気高く美しく、戦場の薔薇とはまさに彼女の事でしょう。しかも決して散らないので安心して見ていられます。
■サービスカットも忘れずに
見目麗しいセイラさん。劇中でも入浴シーンやらサービスカットが幾つか存在していました。劇場版の入浴シーンに至っては、カメラのフラッシュを焚いて撮影していた人がいたそうです。すごいですよね。露出度がTV版より上がっていたので当然と言えば当然ですが。また、彼女のヌード姿が雑誌に掲載されたりもしました。ナイスバディと言うには少々足りないものの、均整の取れたスタイルに多くの男性が魅了された事でしょう。いつの世も、男性はエロスには素直なものなのです。
余談ですが、二次元にもそういった需要があるという認識を世の中に与えたきっかけとも言われていますので、今の成人向けアニメがあるのは彼女のお陰とも言えるかもしれません。感謝を込めつつお宝シーンを拝みましょう。ありがたや。どうでもいいですけど普段のノーマルスーツもぴったりフィットでかなりステキな感じですよね。
ガンダムの初代ヒロイン。今尚輝きを失わないその姿を今日も目にする事が出来る。こんなに嬉しいことはありません。
セイラ・マス(機動戦士ガンダム)の画像や関連記事はこちら
★記者:諸葛均(キャラペディア公式ライター)
(C)創通・サンライズ