泣き止まないわが子をTシャツごと梁に吊るした18歳母親、幼児虐待容疑で逮捕。（米）

着ているシャツごと幼い子をどこかへ吊るす。非力な幼児にこのようなことを行うのは、悪ふざけを通り越して虐待とみなされ、法で裁かれることを忘れてはならない。このほど米バージニア州では…!?

米バージニア州のスポットシルバニア郡保安当局は、このほど幼児虐待容疑につき18歳のアレクシス・ブリーデンという母親を逮捕した。アレクシスは生後1歳2か月の息子が泣き止まないことに腹を立て、その子をパジャマのシャツごとドアの梁の部分にあるプランター用のフックに吊るしていたのだ。

その子の父親で、アレクシスとは喧嘩の末に別居となっていた夫のアンソニー・ウェルチ・ブリーデンさんは、その時の写真をFacebookに投稿。「誰もがアレクシスのことを良い母親だと褒めているが、実態はこんなもんだよ」と添えるなどアンソニーさんの怒りは大変なものだが、情報を郡保安当局に提供したかどうかは不明である。

Tシャツの首回りは上方に強く引っ張られ、呼吸が苦しくなるその体勢。もしもクギが外れたりTシャツが破れたりすれば、身体は床にたたきつけられるであろう。少し前にはマサチューセッツ州の保育園で同じことが行われ、警察が介入したことをお伝えしていた。悪ふざけを込めたこのような幼稚な行為が世の中から無くなることを祈らずにはいられない。なお、アレクシスは2500ドルの保証金を支払うことで身柄は保釈となっている。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）