すき家「ワンオペ」廃止で収支悪化、ゼンショーHD「赤字」が6倍に拡大

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2014年11月10日 19:41  弁護士ドットコム

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牛丼チェーン「すき家」などを運営するゼンショーホールディングスは11月10日、今期(2015年3月期)の連結業績予想を大幅に下方修正した。今年8月の発表では、通期の最終赤字を13億円と見込んでいたが、約6倍の75億円に拡大する見通しとなった。


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労働環境が社会的な問題となったすき家では10月1日から、「過酷すぎる」と批判された深夜時間帯の1人勤務(ワンオペ)を廃止して、2人以上の複数勤務体制にした。2人以上の勤務に移行できなかった店舗は一時休業に追い込まれ、収支が悪化した。



通期の売上高予想は8月に発表した5250億円から158億円減の5092億円となった。営業利益の見通しは、80億円の黒字から、一転して17億円の赤字となった。株式の年間配当は無配に転落する見通しだ。



このような事態を招いた経営責任を明確にするため、2014年12月から2015年5月まで、小川賢太郎会長の報酬を月額30%減額するとともに、その他の取締役の報酬も月額で10%減額する。


(弁護士ドットコムニュース)



このニュースに関するつぶやき

  • まともに経営したら赤字が間違い。経営者の能力不足。それから、赤字経営者が役員報酬もらうとか株主に失礼。日本企業赤字会社の経営者が役員報酬1億以上結構いるとか異常。
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