
写真 貧乏、どこまでなら耐えられますか? |
日本でも貧困層が急速に拡大していると言われる現在、いまは余裕があったとしても、お金が無くなったときのことを考えておいて損はないかもしれません。Q&Aサイトの教えて!gooにはこんな質問が寄せられていました。
「
こんな貧乏は耐えられない」
「あなたはどんな貧乏なら耐えられて、どんな貧乏なら耐えられませんか?」という質問者(mikasa1905さん)の問いかけに集まった回答を見てみると――。
■結婚してからの貧乏はイヤ…
「衣食はどうでもいいです」→「模型が買えない貧乏は嫌です」(noname#196815さん)
「衣食住は質素でも構わないです」→「でも、時計、靴、バッグ、アクセサリーだけはいい物持っていたいな」(haiji1996さん)
と、まずはこんな回答が目につきました。まだまだ余裕が感じられます。単身での貧乏には耐えられる、という意見が多く寄せられていましたが、
「恋人時代の貧乏はなんとかなります」→「結婚してからのお金に困る貧乏だけは絶対にイヤです。だから離婚しました」(michiyo19750208さん)
という意見も。「結婚後の貧乏はイヤ」ということは、
「独りで食いつなぐことだけ考えるというのであれば、貧乏でもさほど気にはならないと思います」→「親の立場としての貧乏は耐えられないかもしれません」(LOLIPON35さん)
と、子どもに苦労をさせたくない、という考えにも繋がるようです。
■苦しい中でも助け合えれば
貧乏はイヤですが、貧困が身近となったいまは、
「私が小学生の頃は家庭が貧乏でした。家族3人のおかずが豆腐1丁だったり、道端に生えていた(食べられる)草を茹でて食べたり、お米を1合だけ売ってくれるお米屋さんを探したり…今を思えば考えられない位の貧乏なのですが、耐えられましたし耐えてきました。しかも子ども心にはそれが貧乏とは思わず、普通だと思っていました」(localtombiさん)
「心の貧しさ以外は耐えます。少ない物資を分け合って生きていけます。ギリギリの食糧があれば大丈夫です。その中で心が腐ると終わりです。私は一つ間違うと命を失っていた状況を経験したので、苦しい中でも助け合えれば何とか前を見て生きていけることを悟りました」(dd-draw75pqさん)
などという回答にもあるように、苦しい時に助け合う気持ちを持ち続けることが大切なのかもしれませんね。
三枝大介
Copyright(C) 2021 NTT Resonant Inc. All Rights Reserved. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。