サンマを食べると頭がさえる!? 頭が良くなる食べ物5選

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2014年11月14日 08:41  スタディサプリ進路

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スタディサプリ進路

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もうすぐ受験シーズン。自力で勉強するのも大切だけど、毎日の食生活を見直すだけで頭が良くなるとしたら…? そんな、脳の働きを助けたり、記憶力を高めたり、勉強効率を上げてくれる食材ってあるんだろうか? 管理栄養士の菊池真由子先生に聞いた! ■青魚…脳の発達や学習能力を高めてくれる 「脳の発達や学習能力を高めてくれる栄養素としてDHAがあります。DHAが不足すると、神経細胞の情報伝達がうまくいかなくなるので、記憶力や学習能力の低下に繋がってしまうんです。このDHAが多く含まれている食材が青魚です。特にこれからが旬の、サンマ、ブリ、イワシは1食あたりのDHA含有力が多い食材。積極的に摂取してほしいですね」 ■炭水化物…脳の働きを助ける重要なエネルギー源 「脳の働きに必要なエネルギー源は炭水化物に豊富に含まれるブドウ糖からしか摂取することができません。最近では、ダイエット目的でご飯やパン、麺などの主食を摂らない人が多いですが、ブドウ糖が不足すると脳の活動がにぶくなり、集中力の低下や物忘れを起こしやすくなるんです。ちなみに、炭水化物以外でいうとバナナもブドウ糖が含まれる食材。適度な甘みには緊張をほぐす効果があるので、試験日の朝食に最適です」 ■かぼちゃ…疲れの解消やイライラを抑えてくれる効果がある 「かぼちゃに多く含まれる、ビタミンCは、疲労感や脱力感の解消を助ける働きをしてくれます。さらに、かぼちゃの甘みには、自律神経の乱れからくるイライラなどを抑えてくれる効果があるんです。また、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖も豊富。さらに、落ち込んだ意欲を高めてくれるフェニルアラニンという成分も摂取することができるんですよ。脳を酷使して、勉強疲れを起こしてしまったときにおすすめです」 ■レバー…脳の活性化や脳機能を向上させることができる 「体内の血液量が増加すると脳にしっかりと血液を送り込むことができ、脳の活性化や脳機能の向上に繋がります。貧血を予防する鉄分がたっぷり入ったレバーは最適なんです。また、学習した内容をしっかり記憶させ、さらに記憶力自体を増強させるコリンという成分も豊富。ちなみにこのコリンは、卵にも多く含まれています」 ■牛乳…集中力を高めたり気持ちの落ち込みを緩和してくれる 「牛乳にはタンパク質の一種であるリジンという成分がたくさん入っています。リジンは脳のエネルギー源であるブドウ糖の利用効率が良くなる効果があり、不足すると集中力が低下し、疲労を感じやすくなるんですよ。また、記憶を助けるコリンも豊富で、このほかにも、フェニルアラニンとトリプトファンという成分が多く含まれています。どちらも、気持ちの落ち込みを緩和し穏やかにする作用があり、落ち着いて勉強したいときの飲みものとして最適ですね」 どれもスーパーで手に入る身近な食材ばかり! 「食事が脳に与える効果は大きいです。ですが、一口食べて効果が出るというものではないので、毎日の栄養バランスが重要になってくるんです。最近は朝食を食べない人が増えていますが、小中学生を対象に行った文部科学省の調査によると、『ちゃんと朝食を食べている子ども』のほうが、『食べない子ども』に比べて成績がよく、イライラも少ないというデータ(出典:「平成24年度全国学力・学習状況調査 (http://www.nier.go.jp/12chousakekkahoukoku/index.htm)」)が出ているんですよ。また、脳に刺激を与え活性化を促すためにも、よく噛んで食べることを意識しましょう」 と、菊池さん。 へー! しっかり噛むことで、脳の働きがさらにアップするんだ。 上記で紹介した以外にも、勉強に効果のある食材はまだまだたくさん。バランスの取れた食事で、賢い脳を手に入れよう!

このニュースに関するつぶやき

  • 白身魚竜田揚げに南蛮漬けが超うまいw。ご飯にも合う。つまみとしても最高 うまーw−−−w
    • イイネ!2
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